2020年8月1日土曜日

カイツブリの巣が5個見えます

現在、ネイチャーセンターの外周に足場が組まれていて、
その作業の影響で、子育て中のカイツブリが落ち着きません。




















カイツブリには申し訳ありませんが、
仕方がないことなので、
カイツブリには工事に早く慣れてもらい、
作業を気にせず子育てに励んでもらえるようになると
いいのですが…。

これはヒナが4羽いる巣。
今日も4羽すべて健在です。
まだ孵化していない卵が1個ありますね。
この巣はネイチャーセンターからやや遠いせいか、
工事の影響をほとんど受けていません。



続いて、チュウヒに襲われて生き延びたヒナ1羽の巣。
こちらの巣は工事の影響をもろに受けていて、
ヒナを連れて巣から遠くへ避難しています。
ヒナを背中に背負いながら泳ぐ親鳥の姿がかわいらしく、
それを追いかけてヒナにエサを与えるもう片親が、
これまたカワイイ!



こちらは、もうすぐヒナが産まれそうな
杭の列の巣。
ここは最もネイチャーセンターに近いので、
工事の影響をもろに受けています。
作業中はほぼ巣を留守にしていますが、
作業が終わると親鳥が戻ってきて
抱卵を再開しています。
















そして、近頃ネイチャーセンターから
見えるようになってきた、4番目の巣。
先日休館日に館長が実施した池の水草調査の際に
確認されていた巣なのですが、
ちょうどネイチャーセンターから死角に位置していて、
これまで観察できませんでした。
卵が一つあり、親鳥が巣の補強に励んでいました。



最後に、本日できたてホヤホヤの5番目の巣。
巣を固定するものが何もない場所に無造作に作り始めていますが、
大丈夫かな?

















まだ巣材の積み上げが不充分で、ぺったんこです。
まだ卵を産んでいません。
風が強まると漂流してしまう可能性が高いので、
今後が心配です。



中国地方は7月30日に梅雨明けしたようです。
今日は午前中は曇り気味でしたが、
午後は青空が広がり、夏の空になりました。
いよいよ夏本番ですね。

















(きりぎりす)