2020年8月2日日曜日

カイツブリ親子の遠足

今日もネイチャーセンターから見えるカイツブリの巣は5個です。
どの巣も変わりなく順調に過ごしていました。

ヒナ4羽の巣の親子が、
巣から遠く離れてネイチャーセンターの近くに
やってきていました。

はじめのうちはヒナが3羽しか見当たらず、
1羽の行方が心配でした。
















ヒナ3羽と親鳥1羽が巣に戻った後、
先ほどまで親子が過ごしていた水域に、
ポツリとヒナが1羽取り残されていました。

迷子になったのか、とハラハラして見ていると、
もう1羽の親鳥が合流して世話をしていました。
よかったよかった。
どうやら、両親がヒナ3羽と1羽に手分けして
引率していたようです。
親鳥が運んでいるエサのほとんどはゴカイです。
















ヒナは親鳥におんぶしてほしかったようですが、
親鳥はそれを許しませんでした。
ヒナを厳しく鍛えようという強い意思が、
親鳥から感じられました。
















ヒナ1羽と親鳥も巣に戻った後、
再びネイチャーセンターの近くまで
親子がやってきました。
今度はヒナ4羽が一緒に行動していました。
















ヒナ1羽の親子は、
近頃は巣にあがることはほとんどなくなり、
巣の周辺で泳いで過ごしています。

















次は、杭の列の巣のヒナがいつ生まれるか、
楽しみですね。

今季はカイツブリの
ほのぼのとした子育てが毎日観察できて、
とても楽しいです。

(きりぎりす)