2022年6月5日日曜日

園内の生き物たち20220604-0605


昨日と今日の園内(外)の生き物の様子をご紹介します。

池の上を飛び交うツバメ。現在、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメの3種類が池の上を飛び交っていて、今年はイワツバメの数がいつもの年よりも多めです。6月4日撮影。






池に着水するカルガモ。未だ親子は現れません。6月4日撮影。
















「ピオ、ピオ」と鳴きながら園内上空をコチドリが時々通過します。姿を追ってみると、お隣の中海フルーツパークの駐車場に舞い降りました。いかにもコチドリの好きそうな営巣環境ですが、ここは駐車場なので、卵を産むのはオススメできません。









付近の電線には、ツバメの子が並んでいました。今年1回目の子育てで巣立った子たちですね。水鳥公園のネイチャーセンター窓際に並んでくれるのはいつかな?楽しみです。

















園内のメダカ池では、アオモンイトトンボが見られます。まだ数は少ないですが、これから徐々に増えてくる見込みです。お腹の先の青い点がチャームポイントです。
















先日遊んでもらった大きなヒラタクワガタと思われる個体が、前回と同じ場所の穴に潜んでいました。この穴のヌシですね。




草地では、ツバメシジミのオスが相席で花の蜜を吸っていました。今年の第2化の個体で、翅がきれいです。








こちらはベニシジミ。この前までは翅がオレンジ色の春型が見られていましたが、いよいよ翅の表面が黒っぽくなる夏型が現れ始めました。





ムラサキツメクサで吸蜜するモンキチョウ。













マメ科植物に産卵中のモンキチョウもいました。モンキチョウは、オスの翅は黄色いですが、メスは黄色と白の2タイプがいるので、翅が白ければメスです。
















いつもならば、今の時期はカルガモの親子やクロハラアジサシが見られるはずなのですが、今年はどちらも現れません。これからの時期は、鳥よりも昆虫など水辺のその他生物の方が主役になるので、ブログの内容が鳥以外の生き物に偏ってしまうかもしれません。鳥が面白くなってくるまでは「米子ムシむし公園」でがんばります!

(きりぎりす)