2022年6月9日木曜日

今日のカルガモの親子と気になるスズガモ

今朝も、開館直後からカルガモの親子がネイチャーセンター目の前に現れました。

ところが、ヒナの数が7羽しかいません。昨日確認できたのは、ヒナが9羽と11羽の親子でした。昨日とは別の親子なのかな? 8:50撮影。










ゆったりと泳ぐ7羽親子。このように、ヒナが散らばって親鳥よりも前に出て泳いでいるときは、安心している証です。










午後に、100mくらい先を泳ぐ別の親子が登場。この親子はヒナが5羽でしたが、これまでに現れた親子よりも少しヒナが大きいので、明らかに新規の親子です。 14:00撮影。










池を南から北へ横断した後、北岸の石の上で一休みする5羽親子。隠れる場所が全くない池の真ん中を泳いでいる時は、全速力で北岸を目指していましたが、岸に近づくにつれて、見る見るうちに緊張がほぐれていきました。 14:07撮影。










いい場所を見つけた!という感じで、長時間ここでくつろいでいました。14:15撮影。











一方、今いる水鳥たちでにぎわっていた、ネイチャーセンター正面中央の小島。















群れの中央にスズガモのオスとメスが並んでいたのですが、メスは隣のオスが気に入らないらしく、しきりに威嚇していました。戸惑い気味のオス。 12:11撮影。















空気を読んで、その場を立ち去るオス。 12:15撮影。















でも、やっぱりここでくつろぎたいようで、しばらくすると引き返してきました。















小島にあがろうとするオスと、そのオスをにらみつけるメス。















やっぱり、メスに怒られてしまいました。















でも、威嚇するだけで攻撃はしてこないだろう、と思っていたら、何とメスがオスに体当たりしてきました! 12:16撮影。















池に落ちるオスと、巻き添えになるオオバン。















突然突っ込んできたメスに何か言いたそうなオオバンと、黙ってその場を離れるオス。







その後もこのスズガモのオスは、小島から離れたり上陸したりを繰り返していました。

メスに怒られないように距離をとって小島にあがっていたオス。一方、メスはずっと島の上にいました。
12:29撮影。





14:11撮影。


スズガモは、米子水鳥公園では春のカモです。冬は中海に多数群れていますが園内には入って来ず、春になると園内に入ってきて、ネイチャーセンター前にも時々寄ってきてくれます。緑の光沢がある黒い頭と、細かい縞模様がある背中、白い脇が美しいカモです。 14:24撮影。





カルガモの親子は、昨日から今日にかけて、ヒナの数が9,11,10,8,7,5の6組が確認されています。このうち、9羽、11羽、5羽の3組いたのは間違いないのですが、10羽と8羽と7羽は、11羽か9羽から減ったものの可能性があります。今日確認できたのは、ヒナが7羽と5羽の2組だけでした。さて、今園内には何組のカルガモの親子がいるのでしょう?

(きりぎりす)