2024年1月25日木曜日

最強寒波2日目の鳥の様子20240125

今朝のネイチャーセンターからの風景。池の約半分が凍っていて、ネイチャーセンター前にコハクチョウが集まっていました。7:26撮影。

















マガンの群れがいつもよりもかなり近く、ウラギクの池の前まで寄ってきていました。背中が真っ白になるほど雪をかぶっている個体が多くいました。7:35撮影。
















ウラギクの池の手前に群れるマガンとコハクチョウ。7:38撮影。



一斉に飛び立つマガン。ハクチョウ類は、積雪時はねぐらでじっとしていることもありますが、マガンは積雪時でも採食に向かいます。7:54撮影。
















ヒシクイの群れも採食に向かいました。7:55撮影。
















ガンたちが去った後、ウラギクの池のそばに上陸して休むコハクチョウ。9:08撮影。
















今日もいつもの場所にいたハイイロガンですが、いつの間にか300m先のコハクチョウの群れに合流していました。昨日以降、行動範囲が広くなっています。9:46撮影。















着雪で大きく枝が垂れ下がる常緑樹。常緑樹は葉に着雪してしまうため雪に弱く、大雪時は枝が多数折れてしまいます。9:55撮影。
















今日もカモ島で吹雪に耐えていた、ソリハシセイタカシギとセイタカシギ。10:23撮影。



マガン半島に群れていたコハクチョウが飛び立つ準備をしていて、間もなく採食に向かいました。10:25~10:26撮影。































カモ島の雪が固まったようで、昨日は雪に埋没していたカモたちが、雪の上に乗って休んでいました。11:31撮影。




シギ島に群れていたオナガガモの中に、トモエガモが混じっていました。美しいオス。11:56撮影。





同じく、カモ島にいたトモエガモのメス。両ほっぺの丸い白斑がかわいいです。12:27撮影。



コハクチョウの大半が採食に飛び去った後、オオハクチョウは園内に留まりました。そのうちの1羽が目の前に寄ってきました。灰色の幼羽が残っている第2回冬羽でした。虹彩の色が淡く、瞳孔がはっきりと見える個体でした。オオハクチョウやコハクチョウの眼は虹彩が黒っぽくて、瞳孔が見えない個体がほとんどですが、まれにこのような個体がいます。14:40撮影。

















雪景色の中でみるタシギはとても美しいです。14:54撮影。











今日は、オオハクチョウ11羽(幼鳥1)、コハクチョウ33羽(幼鳥12)、マガン約600羽、ヒシクイ44羽がいました。雪は明日以降は落ち着く予報ですが、鳥たちの様子に変化が見られるか、注目したいと思います。

(きりぎりす)