2024年7月11日木曜日

今年も来ましたコムクドリ親子

近頃の大雨で、つばさ池の水位はいつもよりも25cmくらい上がっています。前浜の丸木柵の上段にカルガモのヒナが並んでいました。いつもならば柵の下段に並ぶのですが、増水のおかげで上段に登ることができて、ちょっとうれしそう?9:08撮影。
















昨日から、コムクドリの親子がJr.レンジャーの森にやってきます。今日は10羽前後の2家族くらいが、水鳥桟橋横のアキニレに群れていました。虫捕りにやってきているようです。9:27撮影。















その後、園路沿いの樹木を伝ってネイチャーセンターに近づいてきました。オオバヤシャブシで虫を探すコムクドリたち。9:30撮影。















そして、ネイチャーセンターすぐそばのネムノキにやってきました。ハラビロカマキリの幼虫と格闘中の母親(推定:下)と、期待のまなざしでその様子に注目する幼鳥。9:31撮影。















母親の足元をこぼれ落ちてゆく、ハラビロカマキリの幼虫。9:31撮影。
















あ~あ、という感じで、落ちていったハラビロカマキリを見送るコムクドリ親子。9:31撮影。















「早く次の虫をちょうだい!」と、翼をパタパタさせて母親にねだる幼鳥。
一方、母親は「自分で捕りなさい!」と言わんばかりに、その場を立ち去り去りました。9:31撮影。















メスや幼鳥と比べ、明るくて全身が見える位置になかなか出て来ないコムクドリのオス。9:32撮影。

















ようやく明るい場所に出てきてくれたオス。でも、足元や尾羽が見えないのが残念!9:33撮影。
















頭上の葉に向かってジャンプするメス。9:35撮影。















クモを捕らえたメス。9:35撮影。















このメスはかなり羽毛が摩耗していました。子育ての苦労の表れかな?9:35撮影。
















幼鳥はメスとそっくりですが、くちばしが短くて口角が黄色っぽく、幼い顔つきです。9:36撮影。
















近年、園内でのカイツブリの繁殖は壊滅的ですが、唯一営巣する場所となっているシギの入り江で、1ペアが営巣を始めました。がんばれ~!10:05撮影。















近頃、前浜の先でとまる杭を奪い合っているカワウの幼鳥たちが、朝にカルガモの子が並んでいた柵に集まってきました。普段はあまりこの柵にはとまらないのですが、カルガモのヒナと同様に、増水して立ち寄りやすくなったようです。
雨が降っている中で翼を開いていましたが、羽を乾かす目的ではなかったのかな?10:36撮影。















今季子育てをしていた鳥たちの幼鳥が、続々と現れるようになってきました。この調子で、園内唯一のカイツブリの巣もヒナが育つことを祈ります。

(きりぎりす)