2025年4月5日土曜日

園内初!青いルリビタキがいた!

園路を歩いていると、
ウグイスが藪の中で繰り返し囀っていました。
まだまだ調整不足で変なさえずりでしたが、
一生懸命練習しているようで健気でした。

繰り返し変な声でさえずっていたウグイス雄。
9:25撮影。

















一方こちらは、
完成された美しい声でさえずっていたホオジロ。
9:30撮影。















ホオジロは木のてっぺんでさえずるので、
とても見つけやすいです。9:36撮影。















今日もマヒワの群れが飛来しました。
この写真には33羽写っているので、
実際にはそれ以上いたはずです。
今日もオオバヤシャブシの実を食べていましたが、
樹の下からでは若葉が邪魔で、
姿はよく見えませんでした。9:33撮影。
















ヒバリも上空を飛びながら囀り、
なわばりの確保に勤しんでいました。9:38撮影。















水鳥桟橋の先(中海寄り)の園路脇に、
青い小鳥が現れました。ルリビタキの雄でした。
園内で青いルリビタキが見つかったのは初めてです。
園路上で虫をとらえたルリビタキ雄。9:42撮影。















普段は暗い林縁にいる鳥ですが、
こんなに明るく開けた場所に出てくるのは
珍しいです。9:42撮影。















少し離れたところから静かに観察していると、
かなり近くに寄ってきてくれました。
9:48撮影。















ルリビタキを観察していると、
時々ジョウビタキに追い払われていました。
ルリビタキよりもジョウビタキのほうが
強いようです。

ルリビタキをいじめていたジョウビタキの雄。
9:51撮影。















ヨシ刈り跡地を囲う柵にとまっていた
ジョウビタキ雌。
メダカ池のそばに3羽まとまっていました。
10:03撮影。















シギ島にハマシギが4羽いました。
まだシギ・チドリ類の飛来状況はいまいちです。
10:44撮影。












カモ島にやってきた、婚姻色が美しいダイサギ。
昨日いた個体は、くちばしが黄色から黒に
変色途中で緑色っぽくなっていましたが、
今日の個体は真っ黒でした。
昨日と同じ個体で変色が完了したのかな?
10:46撮影。
















今日もネイチャーセンター前に
いろいろな鳥が集まっていました。15:18撮影。















緑のアイシャドウがおしゃれなヒドリガモ雄。
15:05撮影。
















今が最も旬なハシビロガモ。15:22撮影。















シギの入り江の岸辺でたたずんでいたアオサギ。
嘴と脚に婚姻色が現れ始めていてきれいでした。
16:22撮影。
















今日の一番のビッグニュースは青いルリビタキの出現でした。
明日もいてくれるかな?

今後、Jr.レンジャーの森周辺は、
小鳥類が渡ってくるかもしれないので要注意です。

(きりぎりす)

2025年4月4日金曜日

マヒワの群れが来た!

お昼にJr.レンジャーの森の中を歩いたとき、
頭上が小鳥の声で妙に賑やかだったので見上げると、
マヒワの群れがいました。
12:17撮影。
















オオバヤシャブシの実をついばむマヒワ。
数メートルの至近距離でじっくり観察できたので、
くちばしの先端の繊細さが撮影できました。
12:23撮影。















2月はまだ葉が開いておらず姿がよく見えましたが、
今は葉が茂っているので観察難易度が上がりました。
12:40撮影。


マヒワたちは時々メダカ池に降りて、
水を飲んでいました。
その様子は、ネイチャーセンターからも
観察できました。12:45撮影。















樹上にいた時は何羽いるのか分かりませんでしたが、
一斉に飛び立つと30羽くらいいました。
予想以上にたくさんいて驚きました。
12:48撮影。















近頃、ネイチャーセンター前には
カルガモ、オナガガモ、コガモ、ヒドリガモ、
オオバンなどが集まっていて面白いです。

こちらに向かって真っすぐ泳いできたヒドリガモ。
この時期のカモの雄は生殖羽がとても美しいです。
14:12撮影。









春らしい鳥、コチドリやセイタカシギは、
いつも遠くにいます。
もっとネイチャーセンターの近くに寄って来ないかな~。

シマアジは昨日、今日は確認できませんでした。

この時期は、冬鳥が春の渡りで飛来してくるので、
真冬よりも冬鳥が観察しやすい場合があります。
近頃のミコアイサ、ハシビロガモ、ジョウビタキや、
今日のマヒワがまさにそうです。

(きりぎりす)

2025年4月2日水曜日

今のオススメはハシビロガモ

今、もっともおすすめの鳥はハシビロガモです。

渡りで多数飛来していて、
ペアがクルクルと水面を回っている様子がとても面白いです。

ハシビロガモ舞踏会、といったところでしょうか。


園内の野鳥保護区奥に生えているヤマザクラが
きれいに咲いています。
コブハクチョウがお花見に来ていました。
15:33撮影。










(きりぎりす)

2025年3月30日日曜日

今日もシマアジ確認

今日も園内で「シマアジ」を確認しました。
写真には、2羽が写っています。




セイタカシギ





ツクシガモの群れにツルシギが泳いでいました。全部で4羽を
確認しています。


急にサギの仲間が急に増えてきました。

















ダイサギの繁殖羽がきれいです。いつの間に変化したのでしょう。



















コサギも休憩していました。

(ポタチャン)

2025年3月29日土曜日

シギがやってきた!

昨日の雨のおかげで、今朝は空気の霞がとれて、
大山の輪郭(雲がかかっていない南側)がはっきりと見えました。



開館前に鳥をチェックしていると、ネイチャーセンターの
北側の水辺にセイタカシギを発見!

セイタカシギは今年の1月に一度現れていますが、
この春は初めてです。ようこそ!



さらに、ネイチャーセンター南側のシギの入り江には
別の2羽のシギがいました。



左の小さい方は、コアオアシシギ。
こちらもこの春はじめてのご来園です。



もう一方はツルシギ。

ツルシギは、3月に入ってからすでに何度か飛来しています。
記録を見返すと、前回は3月20日に来ていました。



この2羽は一緒に行動していて、仲が良さそうでしたが、
よく見るとコアオアシが捕まえたゴカイをツルシギが
何度か奪っていました。
足早に逃げるコアオアシをツルシギがしつこく
追いかけ、どうやら一方的にたかっているようでした。



ヨシ原の水際では、タシギが3羽寝ています。

先日のヨシ刈りで見通しがよくなり、
水辺の鳥がとても見やすいです。
タシギは、合計6羽見つかりました。



ヨシ刈り跡地では、
今日もジョウビタキ♂が縄張りを張っています。



こちらはすぐ近くの場所で撮影した、ジョウビタキ♀。

毎日のようにジョウビタキを数羽見かけますが、
まだ北に渡らなくていいのかな?



ヨシ刈り跡地には、モズの姿も。

地面に降りて虫を捕まえるような動きをしたり、
近くの杭に止まったジョウビタキに近づいて、
圧をかけたりしていました。


今日はこのほか、
コチドリ 2羽
ツクシガモ 11羽
ミコアイサ 23羽
ハシビロガモ 77羽
キンクロハジロ 128羽
などがいました。

18:00の時点で、コアオアシとセイタカシギは行方不明、
ツルシギは園内で確認されています。
明日からまた寒くなるようですが、
渡りの途中の休憩場所として、いろんな鳥が立ち寄ってくれると嬉しいです。

(みとら)


2025年3月27日木曜日

シマアジの飛来を確認

 

今朝10:00ごろ、つばさ池を望遠鏡で観察していると、
いました。「シマアジ♂」です。
この季節の渡り鳥ですね。

米子水鳥公園では、春と秋にしか見られない鳥で、
飛来していてもなかなか見つけられません。

ただ、春の渡りの時は、
雄が白い眉斑が目立つきれいな繁殖羽となっているので、
少しだけ見つけやすいです。

もう少し近くに来てくれないかなと思いましたが、
あっという間に姿を消してしまいました。

(ポタちゃん)

2025年3月23日日曜日

ヨシ刈り・ボランティア作業終了

今日は、年に一度のヨシ刈り大会の日でした。
とても良い天気でした。










鳥の保護のために最後まで刈り残しておいたヨシを、
午前中に刈り倒しました。

そして午後には、過去最多の47名のボランティアが集まり、
刈り取ったヨシの片づけ作業の始まりです。

遠くは、鳥取市から鳥取環境大学の学生さん、
また、米子水鳥公園のJr.レンジャー、
米子水鳥公園友の会、
そして、有志の皆さんなど、
たくさんの方に来ていただきました。

多くの方が来ていただいたおかげで、
とても速いペースで作業が進みます。











いつもの年よりも早く、
多くのヨシが集まってゆきます。











あっというまにヨシの山が積みあがっていきます。










リヤカーや一輪車も大活躍です。
















人の背丈より高いヨシが積みあがりました。















1時間半ほどであっいう間に作業終了です。
皆さんお疲れさまでした。

ヨシを刈り取ったところは、あったかくなると急速にヨシが伸び始めます。
ゴールデンウィークの頃には、あっという間に緑のじゅうたんになります。
そして、初夏のころには成長したヨシがオオヨシキリのすみかになったり、
つばさ池の水鳥たちを隠してくれたりすることでしょう。

皆さんありがとうごさいました。

youtubeの米子市環境チャンネルでもこの様子がアップされています。
ぜひご覧ください。

YouTube(よなご環境Ch.)

今回のヨシ刈りを紹介した動画はこちら