2025年8月3日日曜日

園内のゆかいな生き物たち20250803

数の勝利。17:39撮影。



今日も定位置でじっとしていたトビモンオオエダシャク幼虫。
17:44撮影。


樹液をシロテンハナムグリに譲るカブトムシ雄。
17:57撮影。



8月に入り、元気がなくなってきたカブトムシと、
猛暑の中でも活力があるシロテンハナムグリが対照的でした。

毎日「マイホーム」でじっとしている
トビモンオオエダシャクが、
いつまでこの生活を続けるのかも気になります。

米子水鳥公園の動植物の採集は固くお断りします。
見つけた生き物は触らずに観察していただいて、
あとから来たお客様にも同じように観察していただけるように、
ご協力をお願い致します。

(きりぎりす)

2025年8月2日土曜日

なぜ?真っ黒な鳥と真っ白な鳥が多数飛来!

今日もトビモンオオエダシャクが
いつもどおりの場所にいました。
毎日同じ場所で同じ格好でいるので、
元気がないのではと心配になりましたが、
昨晩見たときには、
きちんと移動して活動していたので、
ここがお気に入りの休憩場所なのでしょう。
11:37撮影。
















園路沿いで見つかり、来園者の安全のため、
7/23に撤去して、とある場所に置いていた
セグロアシナガバチの巣が、
今日も活動を継続していました。
元の場所からはるか遠くに移動されているのに、
まだ巣が生きているとは驚きです。
おそらく、この巣にはすでに女王はおらず、
駆除されたときに蛹だった個体がその後羽化して、
巣を維持しようと頑張っているのではないか、
と思います。11:38撮影。















長期間雨が降っていないまま猛暑続きなので、
メダカ池の深い部分まで干上がりそうになっています。
ここまで水位が下がったのは珍しいです。
11:42撮影。
















翅が傷んでいないアブラゼミが園路で力尽きていました。
寿命を迎えたのではなく、猛暑が死因かな?
11:47撮影。















普段はカルガモばかりが並んでいるマガン半島に、
カワウが多数集まっていました。
数えてみると128羽いました。
今朝はいなかったのですが、
隣接している萱島のコロニーで何かあったのかな?
11:31撮影。













カワウが群れていたマガン半島の右寄りには、
ハシボソガラスが18羽群れていました。
マガン半島から一斉に飛び立ち、
南岸の梢に移動したハシボソガラス。
12:15撮影。















つばさ池の東岸にはダイサギが多数群れていました。
数えてみると56羽いました。13:42撮影。
















今日は真っ黒な鳥と真っ白な鳥が
突然多数飛来してきた、不思議な一日でした。

夕方に暑さが和らぐと、
アブラゼミが一斉に鳴き始めます。
昼間はセミも鳴かない(鳴けない?)暑さです。
18:35撮影。















樹液に大量のシロテンハナムグリが殺到していて
大変なことになっていました。
長期間雨が降っていないので、水分確保に必死なのかも
しれません。18:37撮影。


ヨシ原の奥にニシキリギリスのオスがいました。
園内で見かけるのはメスばかりなので、
オスを見たのは久しぶりでした。
キリギリスは昼間の猛暑下でもめげずに
よく鳴いています。夕方になると、
カヤキリの声のほうが優勢になります。
18:42撮影。















昨日、今日は旅鳥の飛来が足踏み状態です。
今日確認されたのは、
トウネン2羽、ソリハシシギ2羽、アオアシシギ1羽
でした。

(きりぎりす)

2025年7月31日木曜日

オオジシギが来ました!

今日は、乗用草刈り機をレンタルして
保護区内の平坦地の草刈りを行いました。
今朝、ウラギクの池で今季初めてジシギ類を発見し、
オオジシギっぽいな、と思っていたのですが、
草刈りで退避してしまい、行方不明になりました。
9:18撮影。












ウラギクの池にいたシギたちが、
シギ島に退避していました。
ソリハシシギ3羽。11:11撮影。















トウネン5羽。他にも2羽いて、
合計7羽確認できました。11:12撮影。













草刈り終了後、
再びウラギクの池にジシギ類が現れたので、
保護区内に入って接近し、同定を試みました。

羽繕いを始めたので、
この後、翼や尾羽を広げてくれることを期待!
16:41撮影。
















期待どおりストレッチを始めたのですが、
わざわざ草の陰に移動してから始めたのが残念。
尾羽も全く見えませんでした。
それでも、次列風切先端に白帯がないので、
タシギではないことが確定です。16:41撮影。















歩いているときに初列風切が大きく突出して見えたので、
一見チュウジシギかと思いましたが、
落ち着いた姿勢ではほとんど突出していませんでした。
また、雨覆にサブターミナルバンドがあることなどから、
オオジシギの幼鳥と判断しました。
そろそろ到着する頃かな、と期待していたので、
今季も確認できてよかったです。17:56撮影。
















最も尾羽がよく見えた瞬間の写真。
肝心な外側尾羽が開いておらず、
ほとんど参考になりませんでした。
17:56撮影。


翼の下面が暗色であることも、
タシギではないことの特徴です。
17:57撮影。















今日はこのほかにもシギ・チドリ類は、
コチドリ4羽、アオアシシギ2羽が確認できました。





7/12を最後に姿が見られなくなっていた
トビモンオオエダシャクの幼虫が、
7/30から再登場しています。
今日も昨日と全く同じ場所で同じポーズでいました。
17:00撮影。















いよいよオオジシギの季節となりました。
今季はこれからどんな旅鳥が
どのくらいの数飛来してくるのか、楽しみです。

(きりぎりす)

2025年7月28日月曜日

前浜整備用の砂を寄贈頂きました

米子水鳥公園友の会から、
ネイチャーセンター前浜に砂を寄贈いただきました。










前浜の砂は日々、波の浸食を受け削られています。
そのまま放置すると、
水鳥たちが休む砂浜がなくなっていしまいます。


冬鳥たちが飛来するまでに、
頂いた砂で前浜を埋め戻す予定です。

(ポタチャン)

2025年7月26日土曜日

「ダンゴムシレース大会」開催中!!

酷暑(38度)の中ですが、
今年も夏休み恒例の「ダンゴムシレース大会2025」が始まりました。

ルールは例年どおり、

① 園内でダンゴムシを捕まえる
➁ ワラジムシは対象外
➂ レースが終わったらダンゴムシは元居た場所に逃がす

となっています。ぜひご参加ください。
展望ホールで実施中です。


また、今週のいつでもできる工作企画は
「オリジナル生き物うちわを作ろう!」(8月1日まで)です。
工作企画は、内容を変えて8月24日まで実施しています。










ポタチャン

※米子水鳥公園は、毎週火曜日が休館日です。

草刈り後にチュウシャクシギ

35度を超える暑い日が続きますが、
米子水鳥公園は二回目の草刈り中です。

不思議なことに、
これまでは鳥影がまばらだったのに、
水辺を刈りこんだ途端、
カルガモやサギたちが集まってきます。

木曜日にウラギクの池の草刈りをしたのですが、
今朝はチュウシャクシギが様子を見に来ていました。

昨日はソリハシシギやトウネンも観察されています。
もう、すでに南への渡りが始まっているのでしょうか。


サギ類やカルガモも増えてきました。
また、昨日小さなヒナを連れたカルガモがいました。
とても小さくてかわいかったです。










ただ、今朝は迷子のカルガモのヒナが1羽いました。
ちょっと心配です。










ポタちゃん

追記 11:30
二時間後、親鳥と合流できているのを確認しました。

2025年7月19日土曜日

クロハラアジサシが目の前に

 

米子市内はもう少し先ですが、
連休の関係で今日から夏休みの学校もあるようです。

今日、夏休みの最初のイベント
「虫捕りトラップで昆虫採集!」(7/19と7/21の2回連続)

「米子市こどもエコクラブ」
を開催しました。

近年は、夏休み中の昼間の気温が異常に高く、
昼間に野外の観察企画が開催できず、苦労しています。

鳥たちもすこしずつ増えてきました。
今日は、目の前の杭にいつものカワウ以外に
クロハラアジサシがいました。

前浜の島には、
カルガモやコチドリが時々やってきてくれます。

マガン半島には、
カルガモの群れがみられるようになりました。

これから最も暑い時期となりますが、
鳥たちの様子は少しづづ次の季節に移り始めているのを感じます。

ポタちゃん