昨日は様々な珍鳥が現れました。
そのうちの一つ、オオジシギ?が今日も観察できました。
ネイチャーセンター正面中央の小島で、ヨシの新芽にうずもれて丸くなっていたジシギ類が1羽いました。
怪しいと思い見張っていると、茂みから手前に姿を現しました。
姿を現したオオジシギ?(上)。ちょうどタシギも一緒にいたので、比較して観察できました。オオジシギ?のほうが一回り大きくて色白ですね。
タシギよりもくちばしが短めに見えることが、発見の第一歩です。
※4/25追記:上記のジシギ類はタシギだった可能性があります。4/25にもこれとよく似た個体を観察し、オオジシギだと思っておりましたところ、次列風切先端に明瞭な白線が確認でき、タシギと判明しました。
昨日オオジシギがいた場所には、キジの雄が散歩していました。後にメスも現れました。
池には近頃カモが多数群れています。その過半数がスズガモです。
そのほか、春らしい鳥ではウズラシギ2羽とツルシギ夏羽1羽、ハマシギの群れ、トウネン夏羽1羽などがいました。
ウズラシギ。
トウネンはこの春初認です。
池の北岸では、ゴイサギの成鳥がじっと斜め下に注目していました。脚が鮮やかなピンクの婚姻色でとても美しいです。
9:47撮影。
そしてこちらは15:51撮影。ほとんど場所や姿勢が変わっていません。ほぼ一日中こうして過ごしていました。その視線の先には、よっぽど注目すべきものがあったのかな??
Jr.レンジャーの森も歩いてみましたが、今日はオオルリやルリビタキは見つかりませんでした。常連のKさんによると、朝にコサメビタキと思われる小鳥もいたそうで、写真を見せていただきました。昨日は近年まれにみる珍鳥ラッシュの日でした。
(きりぎりす)