今年の春は、Jr.レンジャーの森に様々な小鳥が現れているので、今日も歩いてみたらキビタキがいました。今季初認です。
今日確認したキビタキのオス・第1回夏羽。まだ園内で雄の成鳥は確認されたことがありません。
キビタキ探しをしていたところ、目の前にオオルリが飛び出してきました。キビタキは1か所でじっとせずに次々と動くので、観察・撮影がしにくいですが、オオルリはしばらくじっとしてくれる傾向が強く、ありがたいです。
自分から目の前に現れてじっとしてくれたオオルリのオス・成鳥。まるで「ボクもいるよ!」と存在をアピールしているようでした。
この他、常連のK合さんが、センダイムシクイと思われる小鳥を撮影していらっしゃいました。→後に職員マルコメがセンダイムシクイのさえずりを確認しました。
まだまだ当分の間は、Jr.レンジャーの森から目が離せません。
私たちは、鳥の生息地としてよりよい環境になるように、日々園内の環境を管理しています。そのため、これまであまり見られなかったオオルリ、キビタキ、クロツグミなどの野山の鳥が次々とやってきてくれるようになると、感慨深いです。現在のJr.レンジャーの森が、夏の小鳥たちによって立ち寄る価値がある、と認められたのだと思います。
私たちが良いと思う環境管理を行っても、鳥に気に入ってもらえなければやってきてはくれません。様々な鳥たちが園内にやってきてくれることが、私たちにとっての最高の栄誉です。
一方、池の周りでは、先日オオジシギが確認されたので、ジシギ類を見かけるとタシギ以外ではないかとドキドキします。この個体もちょっと気になったのですが、タシギかな?
識別の決め手となる翼や尾羽を広げて見せてくれないので、いつもスッキリしません。
このほか、今日の春らしい鳥は、
コチドリ2羽
ツルシギ夏羽1羽
ウズラシギ1羽
ハマシギ夏羽26羽以上
オオヨシキリのさえずり
セッカのさえずり
ヒバリのさえずり
飛び交うツバメ
などです。
コハクチョウの吉田さんは、今日は一人ぼっちです。
(きりぎりす)