2021年4月8日木曜日

今日の吉田さん20210408

今日はコハクチョウ「吉田さん」が一人ぼっちの日です。


11:00過ぎに「てっちゃん」とは別のコブハクチョウに威嚇される吉田さん。(マルコメ撮影)












16:49、再び吉田さんをいじめようと近づいてきたコブハクチョウ。










ところが、吉田さんの前を素通りして、てっちゃんが大事にしているデコイも素通り。











その理由は、クイズラリーに挑戦中の子供たちが目に留まったからです。子供たちも、桟橋に急接近するコブハクチョウを見つけて、喜んで桟橋先端まで駆け寄ってきました。

子供たちに餌をねだるコブハクチョウ。しかし、園内では水鳥に餌を与えることはお断りしています。愛想を振りまいても餌はもらえません。











仕方ないので、当初の予定どおり吉田さんをいじめに行ったコブハクチョウ。これらの一連の行動は、まさに典型的なコブハクチョウの行動です。












さて、そのほかの鳥の様子もご紹介します。

近頃園内で目立っているジョウビタキ。こちらはメス。











そして、こちらがオス。

近頃は園路沿いに5羽前後が見られます。あまり人を怖がらないので、じっとしていれば比較的近くで観察できます。












ジョウビタキたちは、ヨシ刈り跡地に降りて、盛んに虫を探しています。周りのヨシの芽が伸びていることに注目。ヨシ刈り大会の狙い通り、順調にヨシの新芽が成長しています。
















園路には、よくツグミが降りています。あちらこちらから「キッキッ」という声が聞こえるほか、時々「キョロン、キョロン、ツリー」というさえずりも聞こえるようになりました。ツグミ、アカハラ、シロハラ、クロツグミのさえずりは、とても良く似ています。

















この前までたくさんいたミコアイサは、近頃メス1羽だけとなりました。このメスは、ネイチャーセンター目の前右手の小島によくあがっています。












冬はカモ類が主役でしたが、これからはサギ類が目立ってきます。奥がダイサギ、手前がコサギです。ダイサギの背中の飾り羽がきれいですね。











カイツブリたちは、営巣場所を決めるのに一生懸命です。
営巣予定地その1。

















営巣予定地その2。
















今年の夏は、カイツブリの巣が何か所見られるでしょうか。楽しみです。

(きりぎりす)