今日はコハクチョウ「吉田さん」が一人ぼっちの日です。
11:00過ぎに「てっちゃん」とは別のコブハクチョウに威嚇される吉田さん。(マルコメ撮影)
16:49、再び吉田さんをいじめようと近づいてきたコブハクチョウ。
ところが、吉田さんの前を素通りして、てっちゃんが大事にしているデコイも素通り。
その理由は、クイズラリーに挑戦中の子供たちが目に留まったからです。子供たちも、桟橋に急接近するコブハクチョウを見つけて、喜んで桟橋先端まで駆け寄ってきました。
子供たちに餌をねだるコブハクチョウ。しかし、園内では水鳥に餌を与えることはお断りしています。愛想を振りまいても餌はもらえません。
仕方ないので、当初の予定どおり吉田さんをいじめに行ったコブハクチョウ。これらの一連の行動は、まさに典型的なコブハクチョウの行動です。
さて、そのほかの鳥の様子もご紹介します。
近頃園内で目立っているジョウビタキ。こちらはメス。
そして、こちらがオス。
近頃は園路沿いに5羽前後が見られます。あまり人を怖がらないので、じっとしていれば比較的近くで観察できます。
園路には、よくツグミが降りています。あちらこちらから「キッキッ」という声が聞こえるほか、時々「キョロン、キョロン、ツリー」というさえずりも聞こえるようになりました。ツグミ、アカハラ、シロハラ、クロツグミのさえずりは、とても良く似ています。