2025年3月12日水曜日

早くも香川さん去る

今朝はヘラサギが2羽しかいませんでした。
昨日1羽増えて4羽になったばかりなのに、
他の個体はどこに行ったのかな?

この個体は香川さんトリオのうちの1羽でした。
9:25撮影。















一見成鳥っぽいですが、
風切の羽軸や先端が黒いのが若鳥の証し。
9:25撮影。
















前浜に鳥が少なくて寂しいです。
カモやコハクチョウの多くが
すでに旅立っていることと思います。
9:29撮影。



開館時に園内にいたコハクチョウは115羽でした。
これらは飛び去らずに園内ですごしていました。
午前中にさらに群れが飛来、合流しました。
10:19撮影。












新たに飛来した群れの中に、
オオハクチョウの幼鳥3羽が含まれていました。
コハクチョウと比べると、
くちばしも首も長いことに注目。10:29撮影。













常連のお客様が、
クヌギの枝にカシラダカがいると
教えて下さいました。
園内ではあまり見られない珍客で、
ホオジロ類の中でも特に赤味が強く、
美しい鳥です。11:04撮影。















カワセミ観察壁付近で、
ホオジロのペア同士がけんかをしていました。
縄張り争いかな?
ライバルを追い払った?ペア。右がオス。
11:58撮影。












電線にとまって囀るオス。
ここは俺たちの縄張りだぞ~。12:00撮影。















バッタの道で、
カシラダカが6羽採食していました。
その様子を観察していたら、
カワラヒワのペアも加わりました。
ペアは常に寄り添っていて、
とても仲良しでした。12:19撮影。













こちらも仲良しだったカシラダカのペア。
6羽の内訳はよくわかりませんでしたが、
3ペアだったのかな?12:23撮影。
















羽が傷んだノスリが公園上空を飛んでいました。
くるくると輪を描いて上昇し、北西へ飛び去りました。
渡りかもしれません。12:39撮影。
















チュウヒの幼鳥も旋回上昇して、
北西へ去っていきました。
この個体の右脚には足環が付いていました。
12:45撮影。
















ウラギクの池に、コチドリが2羽いました。
今季初認です。去る鳥がいる一方で、
このように新たに飛来する鳥もいます。
13:58撮影。












夕方になると、
前浜にコハクチョウが集まってきました。
また、ヘラサギ2羽もやってきました。
今季のヘラサギは、昼間は遠くにいて、
夕方になると前浜にやってくる傾向があります。
17:14撮影。















左手前が昨日飛来した個体。
羽毛が茶色に汚れ気味なので、
中海・宍道湖で越冬していた個体かな?
17:19撮影。
















くちばしを見せた新規個体。
第1回~第2回冬羽のようです。17:26撮影。
















結局、夕方になっても香川さんは現れませんでした。
どうやら昨晩のうちに旅立ってしまったようです。
この春は3日間しか滞在せず、
私は初認日しか観察できませんでした。
もっとじっくり観察できると思っていたので残念です。
やはり野鳥との出会いは一期一会ですね。

(きりぎりす)