今季も当園にやってきてくれた、
首が3の形に曲がっている
コハクチョウのさんちゃん。
首が3の形に曲がっている
コハクチョウのさんちゃん。
しかし、首が3の字だからといって
同じ個体とは言えません。
同じ個体とは言えません。
コハクチョウは、
くちばしの模様に個性があるため、
個体識別に有効です。
くちばしの模様に個性があるため、
個体識別に有効です。
そこで、これまでに撮影できた
さんちゃんの写真を精査してみました。
最初に目に留まったさんちゃん。
仮に、この個体を1号と呼びます。
1号の左側。2023/12/9撮影。
仮に、この個体を1号と呼びます。
1号の左側。2023/12/9撮影。
1号の右側と正面。
2023/12/9撮影。
2023/12/9撮影。
一方、こちらが2024年秋に確認されたさんちゃん。
1号とはくちばしの模様が異なるので、
別個体です。この個体を2号と呼びます。
また、首の曲がり方が1号よりも
ややソフトな感じがします。
2号右側。2024/10/26撮影。
別個体です。この個体を2号と呼びます。
また、首の曲がり方が1号よりも
ややソフトな感じがします。
2号右側。2024/10/26撮影。
2号左側。2024/10/26撮影。
2号正面。2024/10/26撮影。
さらに、同一シーズンに
安来の田んぼで見つかったさんちゃんは、
2号とはくちばしの模様が異なっていました。
1号と同じくらい強く首が曲がっていて、
安来の田んぼで見つかったさんちゃんは、
2号とはくちばしの模様が異なっていました。
1号と同じくらい強く首が曲がっていて、
くちばしの模様も似ているので、
この個体は1号かもしれません。
2025/1/11撮影。
2号と同一シーズンに
ネイチャーセンター前に寄ってきた
さんちゃん。
ネイチャーセンター前に寄ってきた
さんちゃん。
これまでで最も近かったので、
くちばしの模様が詳細に観察できました。
くちばしの模様が詳細に観察できました。
1号、2号とはくちばしの模様が異なり、
この個体は3号です。
3号左側。2025/3/1撮影。
3号右側。2025/3/1撮影。
3号正面。
3号はくちばしの上面にさすまたのような模様が
あるのが特徴です。2025/3/1撮影。
正面。この個体は2号ととてもよく似ており、
同一個体の可能性があります。2025/11/6撮影。
あるのが特徴です。2025/3/1撮影。
そしてこちらが、今季確認されたさんちゃん。
左側。2025/11/6撮影。
左側。2025/11/6撮影。
右側。2025/11/6撮影。
同一個体の可能性があります。2025/11/6撮影。
情報を整理してみると、
2023年冬に1号が飛来。
2024年冬に1号・2号・3号が飛来。
2025年冬に2号が飛来。
という状況ではないか、と思います。
つまりこの間、中海のさんちゃんは、
少なくとも3羽いたと思われます。
少なくとも3羽いたと思われます。
現在、中海周辺にはコハクチョウが
どんどん渡ってきて、数が増えています。
首が3の形に曲がっている個体がいたら、
くちばしの模様に注目しましょう。
どんどん渡ってきて、数が増えています。
首が3の形に曲がっている個体がいたら、
くちばしの模様に注目しましょう。
(きりぎりす)











