2025年11月14日金曜日

約20年ぶりのコハクチョウ1000羽越え!

今朝の風景。
昨晩、ものすごい数のコハクチョウがねぐら入り
したので、これは1,000羽以上確実にいると
期待して数えたところ、1167羽いました。
マガン半島の裏にもたくさん隠れていたので、
実際はもっと多くいたはずです。6:35撮影。













今朝1000羽以上いたコハクチョウが、
昼になってもほとんど田んぼに出かけず、
大半が園内でのんびりしていました。
この時期にこれだけ多くのコハクチョウが
昼間に園内にいるのは、極めて珍しいです。

ネイチャーセンター前に群れるコハクチョウ。
ヘラサギもいます。12:51撮影。













マガン半島の岸辺を埋め尽くすコハクチョウ。
12:53撮影。













タカの茂みの横に群れるコハクチョウ。
12:53撮影。












ウラギクの池手前の岸辺に群れるコハクチョウ。
12:53撮影。













シギの入り江東側に群れるコハクチョウ。
12:53撮影。












前浜でくつろぐヘラサギ3羽。12:59撮影。












園内で数百羽のコハクチョウが青空の下にいる、
激レア風景。
これで大山がきれいに見えていたら完璧なのですが、
なかなかそんな景色は見られません。
13:01撮影。















米子水鳥公園とは思えない風景です。
13:44撮影。













13:59撮影。













水鳥桟橋からの景色も最高でした!
お客さまの了解を得て撮影。14:00撮影。












コハクチョウが1,000羽以上確認されたのは、
2004年2月20日以来約20年ぶりで、
安来の田んぼに水が張られるようになってからは
初めてです。

今年もそろそろ安来の田んぼに
水が張られる見込みなので、
この夢のような景色が見られるのは今のうちです。

今週末も暖かくお天気が良い予報ですが、
この週末までコハクチョウの賑わいが見られるかな?



今日は久しぶりに鳥類標識調査を行いました。
シベリアジュリンが今季初めて確認されました。

今季初のシベリアジュリン雌・成鳥。
















この個体は上嘴が短く変形していました。
それでも成鳥だったので、
生活には支障はないようです。















雌の幼鳥も捕獲できました。















こちらはくちばしの形が正常でした。















ホオジロ雄・成鳥も捕獲できました。















今日の調査結果
・オオジュリン  103羽(うちR6) 今が渡りの最盛期!
・シベリアジュリン  2羽 今季初標識!
・ホオジロ      1羽 今季初標識!
以上3種・105羽(うち再捕獲6)


(きりぎりす)