2022年8月25日木曜日

セイタカシギ到着!

 500m先のマガン半島にセイタカシギが1羽いました。この秋初認です。










マガン半島の先端には、いつも鳥が群れています。顔ぶれは主にカルガモとカワウ、マガモなのですが、近頃はアオサギが増えてきました。
















池の北岸の木陰に群れるカイツブリ。カイツブリが群れる風景にも秋を感じます。















ネイチャーセンター左手に、カイツブリの巣が見えます。ただし、手前のヨシ原の状況によって見えない時があります。今季はカイツブリの子育てが全く観察できていないので、この巣で子育てが見られることを期待しています。
















ネイチャーセンター正面中央のカモ島でくつろぐカルガモの幼鳥たち。風切羽が伸びて、もう飛べそうですね。でも、まだ親鳥(写真の枠外を右に泳ぎ去っている)と一緒に行動していました。















カモ島でくつろいでいたコサギが、おもむろに左翼を広げて裏側を覗き込みました。何か違和感があったのかな?

















子育てが終わり、園内に集まるようになってきたカワウ。
眼が緑色で黒光りした体の成鳥。















こちらは巣立ったばかりの幼鳥。眼が黒っぽくて体の色が淡いです。















ネイチャーセンター正面右手のシギ島で相席のダイサギとコサギ。両種とも同種の相席は許しませんが、異種との相席はOKです。自分から動いて獲物を探すコサギと、じっとしていて獲物を待ち伏せるダイサギが対照的で、見ていて面白いです。














この夏、ずっと園内で過ごしているヒドリガモ。風切羽の劣化が著しく、繁殖地へ渡る力がない個体なのかもしれません。同様な事情を抱えていそうな冬のカモ類数種も、園内で越夏しています。




近頃よく雨が降るので池の水位が高く、シギ類が降りるのに適当な浅瀬がありません。また、岸辺の草も伸び放題になっていることも、シギが降りづらい要因です。

9月から草刈りを再開します。岸辺の草を刈り払ってさっぱりしたら、シギたちが降りてきてくれるかな?


(きりぎりす)