2020年7月17日金曜日

夏の昆虫の初認情報

本日、今季初めてアブラゼミを確認しました。
先日のカブトムシと同様、夏を象徴する生物です。
しかし、鳴いていなかったので、
いまいち夏ムードの盛り上がりに欠けましたが。
園内での羽化ラッシュはこれからです。




















Jr.レンジャーの森の中で出会った、
今季初のアカトンボ、マユタテアカネ。
顔面の豚鼻模様が特徴。
初夏の未熟な間は、園内の木陰でひっそりと過ごして、
成熟して真っ赤になると見かけなくなります。


















おまけ:
アブラゼミのすぐ横のきにとまっていた
キマダラカメムシ。
真冬にもいるので季節感無し。
















キマダラカメムシはさておき、
夏休み目前につき、園内の昆虫相も夏本番です。

(きりぎりす)

2020年7月12日日曜日

アリアケキイロヒラタガムシの生体展示

明日からアリアケキイロヒラタガムシの生体展示が始まります。
企画者は、当園で活動している中・高校生のボランティアグループ
「Jr.レンジャークラブ」に所属している高校2年生のK君です。

アリアケキイロヒラタガムシは、太平洋岸で希に確認される水生昆虫で
日本海側では初めて生息が確認されました。

今回はその標本と、Kくんが園内で捕獲した生体を展示します。
レンジャーカウンターに展示していますので、
ぜひご覧になってみてください。
おそらく、国内でこの虫の生体を展示しているのは、当園だけです。










































※生体展示は、8月7日(金)に飼育個体の死亡が
 確認されたため終了しました。
 標本展示は8月13日(木)まで行います。




マメコガネの色が違って写る不思議

少し前のお話しになりますが、
7月2日のことです。

園内の生き物の様子を見て回っていたところ、
全身が赤銅色のマメコガネを1匹見つけました。

普通、マメコガネは胸が金緑色で背中(前翅)が赤銅色をしています。
全身が赤銅色のマメコガネは見たことがありませんでした。
周りにはふつうのマメコガネもたくさんいましたが、
赤いのはこの1匹だけでした。

珍しいと思い、デジタルカメラで撮影してみたところ、
なんと全身赤銅色に見えているマメコガネが、
普通の色に写っているではありませんか。

マメコガネの体色は構造色で、
光の状態によってさまざまに変化します。
しかし、フラッシュを使わずに
同じ角度から観察・撮影しているのに、
肉眼で見えている色とカメラに写る色がこんなに変わるとは、
何が影響しているのでしょう。不思議な出来事でした。

これが普通のマメコガネ。
















そして、こちらが全身赤銅色に見えていたマメコガネ。
胸の色は赤銅色ではなく金緑色に写っています。
この写真では普通にしか見えないのが不思議。

















(きりぎりす)

2020年7月9日木曜日

草刈りしながらいろいろ発見!

今日は、週に一度の草刈りの日です。
ネイチャーセンターでの野鳥のご案内は
解説ボランティアさんにお任せして、
職員5名で保護区内の草刈りを行いました。














すると、地面に空いた2個の穴と、
卵の殻が散らかっているのを発見。














丸くて石灰質の卵殻から、ニホンスッポンの卵です。
卵殻はどれもきれいなので、
子ガメが孵化して脱出した跡だと思いたいのですが、
天敵に掘り出されて食べ散らかされた跡の可能性もあります。
どちらかというと、食べられた可能性の方が高いかも?















今度は、ブィ~ンと私の足元に何かが飛んできました。
キボシカミキリでした。















黄色の水玉模様がおしゃれな、
かわいいカミキリムシなのですが、
イチジクの害虫として嫌われています。














さらに草刈りを進めていると、
刈り払い機の刃の下から意外な虫が顔を出しました。















なかなか立派なミヤマクワガタのオスです。
園内でオスが見つかったのは初めてです。
過去にメスが1匹確認されていますが、
それに次ぐ園内2例目の貴重な記録。















それにしても、なぜ周りに木がない、
池のほとりの草むらから、
森林昆虫である
カミキリムシやクワガタムシが出てくるの?
本来ならば、
バッタやカマキリやカエルなどが
出てくるべき環境ですが??


このように、保護区内の池の岸辺で草刈りをしていると、
林にいるはずの虫と出会うことが時々あります。
不思議ですね。
そして、虫好きな私の下にわざわざ現れるのも、
これまた不思議。

来週も作業をする予定でしたが、
今日で予定範囲すべての草刈りを終えることができました。
雨が降ると作業ができないので、
梅雨の貴重な晴れ間に終えることができて良かったです。
これで安心して夏休みを迎えられます。

あとは、夏休みイベントの準備を頑張らねば!

(きりぎりす)

2020年7月5日日曜日

「園児が描いた鳥の絵展」今日が最終日!

4月22日(水)から(臨時休園のため実質5月7日から)
開催しておりました
第10回「園児が描いた鳥の絵展」は、
いよいよ今日が最終日です。

絵を描いて下さった園児のご家族で、
まだご覧になっていない方はぜひ、
展示を見にお越しください!

展示の様子はこちら!

(きりぎりす)

2020年7月3日金曜日

夏の主役がいよいよ登場!

園内を歩いて、生き物の様子を確認してみたところ、
昆虫たちは夏の顔ぶれになっていました。
梅雨真っ只中ですが、夏の到来を実感しました。

まずは、夏の昆虫の王様、カブトムシ!
中くらいのオス。
















近年見た中では一番大きな、
立派なカブトムシもいました!
















ノコギリクワガタのメス。
丸っこくてかわいい。
















ノコギリクワガタの小さなオス。
大あごがまさにノコギリみたい。
















中くらいのノコギリクワガタのオス。
湾曲した立派な大あごと、
赤い体がかっこいい!
















中くらいのヒラタクワガタのオス。
幅広の体と太い大あごが、いかにも強そう。
幅広でピカピカのメスもいました。
















コクワガタのオス。
なかなか立派な個体です。
















コクワガタのメス。
ヒラタクワガタほどではないけれど、
胸がピカピカ光っていてかわいいです。
















このほかにも、草むらから
今年初めてキリギリスの声を聴きました。

夏の園内は鳥は少ないですが、様々な昆虫が観察できます。
しかし、カブトムシやクワガタムシは数が少なくて、
持ち帰ってしまうとすぐにいなくなってしまいます。
米子水鳥公園は自然観察の場なので、
園内の生き物の採集は固くお断りします。
運よくカブトムシやクワガタムシが見つかったら、
後から観察に訪れる方々のために、触らずにそっと観察しましょう。

夏休み期間中に、昆虫を観察するイベントや
自由研究の役に立つイベントを開催します。
水鳥公園だより7・8月号や広報よなごにイベント情報が掲載してあります。
定員が少ないので、すぐに満員になってしまうかもしれませんが、
よろしければぜひ、お申し込みください。

(きりぎりす)

カルガモの親子3組がばったり出会った!

ネイチャーセンター左手の水域で、
カルガモの親子が3組同時に現れました。


奥にヒナ7羽、手前にヒナ6羽、右にヒナ3羽の親子がいます。
















右のヒナ3羽の親子。
翼はまだ伸びていませんが、
ほぼ親鳥と同じくらいまで成長しています。














こちらは左奥のヒナ7羽の親子。
不思議なことに、この親子はヒナの大きさに
ばらつきがあり、4羽が大きく3羽が小さめです。
小さめの3羽はよその子で、
この親子に受け入れられて合流したのではないか、
と想像しています。
















そして、左手前のヒナ6羽の親子。
こちらもヒナが大きく成長しています。
親鳥の色がやや淡く、茶色味が強いので目立つ親子です。
ネイチャーセンター寄りに移動して、
左奥の親子から離れました。
















とてものどかに見えるカルガモの親子ですが、
他の親子と出会うとケンカになったり、
親鳥がよそのヒナを襲って殺してしまうことがあるので、
親子同士が出会うと緊張が走ります。
今回は何も起こらず、各々の親子が分散したので
ホッとしました。


近頃、小さなヒナを連れたカルガモが
相次いで見られるようになってきました。
第二次ベビーブームの到来のようです。

こちらは、ヒナ7羽の親子です。
この他にも、ヒナ2羽、ヒナ5羽の親子も
近頃確認されています。

















第2次ベビーブームの親子は、
ネイチャーセンターから右手に見える、
池の浄化設備奥の小さな池に現れることが多く、
ネイチャーセンターの近くに
やってきてくれないのが残念です。

第1次ベビーブームの親子が
ネイチャーセンター前によくやってくるので、
遠慮しているのかな?

(きりぎりす)