2021年11月12日金曜日

カラスの芋ほり

本日、企業懇話会さんから寄贈品の目録を頂戴しているちょうどその時、寄贈頂いた砂山にハシボソガラスが2羽いました。近頃、ハシボソガラス2羽が毎日砂山にやってきて何かを食べているので、望遠鏡で観察してみると、カラスが食べていたものはサツマイモでした。

どうやらこのカラスたちは、どこからかサツマイモを拾ってきて、この砂山に埋めて隠していたようです。そして、その隠した芋を毎日少しずつ食べているようでした。







いつもは芋を置いて去るのですが、今日は芋をくわえて飛び去ってしまいました。





ちょうどその場に企業懇話会の皆さんがいらっしゃったので、寄贈頂いた砂が早速野鳥に利用されている様子をご覧いただくことができました。

本来は、波の浸食で削られてしまった池の岸辺を埋め戻す目的の砂なのですが、このように様々な形で野生生物に利用されています。今の水鳥公園にとって、砂山はとても重要なものなのです。

(きりぎりす)