今朝の風景。ネイチャーセンター前にコハクチョウが集まっていました。
ネイチャーセンターからの風景。8:32撮影。 |
ネイチャーセンター前の浅瀬でくつろぐ コハクチョウの6羽家族 |
そして、1/9(月)以降、園内にオオハクチョウがたくさんいます。
今朝、ネイチャーセンター寄りに集まっていた オオハクチョウ。園内全体で計33羽いました。 |
これまでは500m先のマガン半島先端に 群れていましたが、 今朝は約90m先に群れていました。 9:30撮影。 |
ヨシの地下茎を食べるオオハクチョウ。 ここにはかつて、ドーナツ型のヨシの島が あったのですが、今は原形をとどめていま せん。波による浸食や、オオハクチョウに 食べられたことが原因だと思います。 9:31撮影。 |
12:38、園内のハクチョウたちが 一斉に左側に移動し始めました。 中海に大きな浚渫船が航行してきたため です。 |
いつもならば、船が通過し終わったら 落ち着きを取り戻すのですが、 今日は一斉に飛び去ってしまいました。 12:38撮影。 |
ここ数日間、田んぼに出かけずに のんびり過ごしていた オオハクチョウたちも、 この騒動で一斉に飛び去ってしまいました。 普段よりも落ち着きがありません。 12:38撮影。 |
水鳥公園では、 青空、大山、ハクチョウの群れ、 の3要素が揃うことは珍しいです。 今日はまさにこの3要素がすべて揃った 珍しい日なのですが、 喜んでばかりはいられません。 これは、ハクチョウたちに何か異常事態が 起きている証拠ともいえるのです。 |
一見、とても素晴らしい光景なのですが…。 |
1月8日の夕方から、園内にハクチョウたちが急に集まってきて、翌9日にはオオハクチョウ、コハクチョウ併せて570羽以上にもなりました。今は200羽程度まで落ち着いていますが、それでもこの時期にしては数が多いです。
この様子は、以前安来市の上空に飛行船がやって来た時とよく似ています。今回も、この時と同等なストレスが、安来のハクチョウたちにかかっている可能性があります。
普段ハクチョウが少ない時期に園内にハクチョウが集まってくるのは、ハクチョウたちが何らかのトラブルに逢って緊急避難している場合があります。安来のハクチョウたちに何があったのでしょう?
その一方で、今日は大山の方向から午前中にコハクチョウの群れがいくつか飛来してきました。北陸から北の地域が大雪なので、雪を避けて山陰地方へと移動してきているのかもしれません。
もう一つ考えられるのは、先の記事でもお話ししましたとおり、まだ1月中旬なのに日中に春を思わせる暖かい日が続いているので、北帰行のムードが高まっている可能性もあります。
原因の真相は不明ですが、近頃の米子水鳥公園は多くのハクチョウで賑わっています。元旦以降、一日中園内にハクチョウ類がいる日が続いています。
(きりぎりす)