今朝のネイチャーセンターからの風景。元旦以降、一日中コハクチョウが園内に居てくれます。今朝も8:35現在、47羽いました。この時期の標準的な数です。
8:37撮影。
普通ならば、夜が明けると次々とコハクチョウたちが田んぼに出かけていくのですが、今日は逆に南西方向から舞い降りてきました。9:23撮影。
そして、9:45には75羽にまで増加。このように、日が昇っても園内でコハクチョウがのんびりしていて、朝のうちに外から次々と飛来してくるのは、2月末から3月の北帰行シーズンに見られる現象です。
まだ1月上旬なのに、まるで北帰行の時期のような雰囲気です。
500m先のマガン半島でくつろぐコハクチョウたち。10:20撮影。
そして案の定、ノスリがやってきてあっさりとハヤブサから獲物を強奪。いつも通りの展開です。ノスリは現在の米子水鳥公園では最も獲物の争奪戦に強いタカです。
ハヤブサはしばらく急降下を繰り返して獲物の奪還を図りましたが、やがてあきらめてしまいました。
捕まっていたオナナガモは、ノスリがハヤブサの攻撃にひるんでいる隙に逃げようとしましたが、深手を負っていて素早く動けず、ノスリに押さえつけられてしまいました。
11:09撮影。
11:19撮影。
ケアシノスリもノスリに劣らず、獲物の争奪戦に強いタカです。これからノスリの獲物を奪いに行くのでは?と思って観察していましたが、チュウヒやトビ、ハシブトガラスたちに追い回されて、東へ飛び去ってしまいました。