今日は今年度初めての早朝開館日です。しかも、7:00からコハクチョウの観察会を開催するので、日の出前から園内の様子を確認しました。
日の出前の園内風景。6:02撮影。
かなり明るくなって、水鳥の様子が見えてきました。今朝はコハクチョウが154羽いました。6:37撮影。
マガンたちは日の出前に採食に出発。110羽くらいいました。6:46撮影。
大山の頂上やや南寄りからの日の出となりました。6:50撮影。
近頃園内を騒がせているコブハクチョウ3羽。今日もネイチャーセンター前に堂々と上陸し、ディスプレイを交わす2羽。9:37みとら撮影。
コブハクチョウの様子を見る限りでは、つがいのオスが入れ替わったようです。元々メスに寄り添っていたオスは、パートナーを奪われてもまだあきらめがつかず、カモ島の後ろを泳いでいます(性判定はあくまでも推定です)。9:38みとら撮影。
ヨシ原の中に、オナガアカネを今年初めて見つけました。毎年晩秋に大陸から渡ってくる常連の赤とんぼです。真っ白な顔がチャームポイント。10:02撮影。
交尾中のアキアカネ。かつては最も普通に見られた赤とんぼですが、今日では数がとても少なくなりました。無事次の世代へ命をつないでもらいたいものです。12:04撮影。
ミミズクがジョロウグモに食べられていました。こう聞くと、鳥好きな人は「どういうこと??」と驚かれるかもしれませんが、鳥のミミズクではなく、ミミズクというカメムシの仲間の昆虫をジョロウグモが食べていた、ということです。12:50撮影。
今後のイベントの準備のため、保護区内のウラギクの池に行きました。すると、ウラギクのお花畑の向こうにチュウサギがいました。15:21撮影。
ウラギクの池でくつろいでいたアオアシシギ。5羽いました。15:22撮影。
同じく、ツルシギ。15:22撮影。
ウラギクの花の花粉?を食べていたツユムシ。15:27撮影。
※ウラギクは、鳥取県内では他に自生地がない希少植物で、米子水鳥公園を代表する植物の一つです。そのため、この植物が多数自生している園内の池を「ウラギクの池」と呼んでいます。
今季初めてベニマシコに会いました。
草の種を頬張るベニマシコ。15:48撮影。
早朝の観察会が終わってから鳥類標識調査を行ったところ、オオジュリンのみ48羽捕獲できました。足環が付いていた個体のうちの1羽は、一昨年標識した個体でした。オオジュリンの渡りが本格化していることを実感しました。
今日から3連休ということで、明日も明後日も朝7時から開園です。以後3月まで、土日祝日は朝7時から開園します。早朝の素晴らしい風景を観に、ぜひ朝一番からお越しくださいませ。
(きりぎりす)