2023年11月18日土曜日

目の前にアボセット

今朝は、コハクチョウが600羽近くいました。今季大多記録を更新です。その他、オオハクチョウが16羽、マガンが約220羽、ヒシクイが31羽いました。

そして、ソリハシセイタカシギ(アボセット)がネイチャーセンターの目の前にいました。

ネイチャーセンター2階観察ホールの眼下にいたアボセット。8:33撮影。



















さらに、眼下の砂浜に超接近。アボセットがここまでネイチャーセンターに接近したのは初めてです。ここは、9月に子どもラムサールクラブ環境問題を考える企業懇話会の皆さんが鳥たちのために整備した場所です。8:40撮影。

















目の前で羽繕いをしていたアボセットの動画。8:41撮影。


砂浜でくつろぐコブハクチョウとオナガガモとアボセット。砂浜の整備作業に参加して頂いた皆さんに、ぜひ見ていただきたい風景です。8:55撮影。
















9:01撮影。


砂浜でくつろぐコブハクチョウと、鳥のものとは思えない巨大かつ大量の糞。コブハクチョウの糞は、犬の糞と同大です。9:19撮影。
















今日はみぞれが降ったりやんだりのとても寒い一日でしたが、雨雲の切れ間の青空の中をヘラサギ類が飛び、ネイチャーセンターの真上を通過しました。
13:34MARUKOME撮影。










こうしてみると、クロツラヘラサギ(左手前)とヘラサギは、喉の裸出部の形状が全く違うのですね。勉強になりました。両種の体の大きさに違いもよく分かります。13:34MARUKOME撮影。
















今日は西風が強かったので、風を避けるためにネイチャーセンター前に鳥が多数集まり、野鳥観察が面白い一日でした。特にソリハシセイタカシギが目の前に居てくれたのがありがたく、悪天候の中お越しになられたお客様に喜ばれました。
しかし、アボセットは時々移動し、数百メートル先の水面を泳ぎながら採食することも多かったので、目の前で観察できたのは巡り合わせが良かったお客様だけでした。

閉館間際のコハクチョウのねぐら入りや、カモたちのねぐら立ちの様子も壮観でした。今日は多くのお客様にこの様子をご覧いただくことができました。

(きりぎりす)