2024年3月24日日曜日

ヨシ刈り大会無事終了!


今日はヨシ刈り大会(といいましても、作業内容は刈りヨシの運び出し)を開催しました。前年度に茂ったヨシを刈り払って片づけることで、翌年にヨシが元気に生育させることが目的です。
天気が心配でしたが、雨は止んで予定どおり活動できました。


26名(+職員5名)もお集まりいただきました。
最初に館長と米子水鳥公園友の会代表から、作業内容と注意事項を説明。










作業開始。はじめにネイチャーセンター南側のヨシ原を片付けます。









刈り倒されたヨシを抱えて集積場所まで人力で運びます。









人数が多かったので、次々と刈りヨシが片付いていきます。









安全と作業の効率アップのため、メダカ池の周囲を反時計回りの一方通行で歩いて頂きました。









ジュニアレンジャークラブの活動も兼ねており、卒業生も含め、若者が多く参加してくれました!









南側のヨシ原は、なんと30分で片付きました。引き続き北側のヨシ原の片付けに着手。










北側のヨシ原だけで、大人の背丈くらいもある刈りヨシの山が4個できました。









みなさんの活躍のおかげで、予定よりも30分早く作業終了。片付いた北側のヨシ原を背景に記念撮影。お疲れさまでした!










南側のヨシ原の作業前風景と作業後風景




























北側のヨシ原の作業前と作業後の風景






作業をしていると、様々な生き物の痕跡が見つかります。

ヒレンジャクの羽毛。何者かに食べられたようです。


トビの羽毛。トビが食べられるとは、何があったのかな?



ヌートリアのベッド。今朝もここでくつろいでいました。



カヤネズミの巣。ヨシ刈りは、カヤネズミの生息状況調査も兼ねています。













ヨシ刈り大会では3個見つかりました。先日のヨシ刈りでは7個見つかったので、今年は10個でした。昨年は39個見つかったので大幅減です。




チョウセンカマキリ(上)とオオカマキリの卵のうが同じ茎についていました。これはカマキリ観察会の際に、良い資料として使えそうです。



作業終了後のヨシ原に、ジョウビタキがやってきました。何かいいものが落ちていないか探しに来たようです。オス1羽メス2羽が集まっていました。





ヨシ原を刈り払うと、お客様が歩ける場所だと勘違いしてヨシ原に入ってしまうことがあるので、早速ロープで柵を張りました。ヨシ原には侵入しないように、ご協力をお願い致します。




(きりぎりす)