2022年3月18日金曜日

香川さん滞在8日目

今朝の7:30過ぎに、TBSテレビの「THE TIME,」という番組の中で、ヘラサギの香川さんが全国放送で紹介されました。ちょうど金曜日の総合司会が香川照之さんだったので、W香川さんでした。

報道されるとその鳥が姿を消す、ということがよくあるので、今朝も香川さんがいるのか心配でしたが、ちゃんといました。

しかし、今朝はお気に入りのヨシの茂みに隠れっぱなしでした。矢印で示すあたりの裏にいます。9:20撮影。


いつもならば、17:00ごろまで出てきませんが、今日は雨が降りっぱなしで寒いせいか、お昼頃にネイチャーセンターの前に出てきました。12:05撮影。











眼を半開きにして雨に打たれる香川さん。12:07撮影。










今日は北東の風が強く、ネイチャーセンター正面に向かって雨が吹き付けました。東寄りの風が強い時は、カモたちは風上寄りに集まるので、ネイチャーセンターから遠ざかってしまいます。カモがいないネイチャーセンター前の風景。12:07撮影。












ネイチャーセンター南側のクロガネモチに、一日中ヒヨドリの群れが頻繁に訪れ、赤い実を食べていました。この写真には10羽写っています。独占欲が強いヒヨドリが集団で木の実を食べている光景は珍しいです。16:44撮影。



17:07~17:08撮影。







集団で赤い実を食べ漁る光景は、まるでレンジャク類のようでした。しかし、やっぱりヒヨドリなので、ケンカが絶えませんでした。集団で仲良く食事をするレンジャク類とは対照的です。

ずぶぬれになりながら飛ぶハイイロチュウヒ。飛びながら首を回転させて水気を払っていました。16:50撮影。















香川さんはお昼以降、池の南寄りでずっと採食していました。寒いので余計にお腹がすいたのかな?それとも、そろそろ旅立ちが近い合図かな?17:01撮影。







ところで、今日のライブ映像の7:00と8:00にハクチョウが1羽写っていましたが、体形からコブハクチョウではないかと思います。香川さんは12:00と13:00に左端に写っています。

今日もコハクチョウは現れませんでした。ということは、そろそろコハクチョウの吉田さんが登場するかも??


(きりぎりす)

2022年3月17日木曜日

今日の香川さん20220317

今朝もヘラサギの香川さんは健在です。11日に飛来してからもう7日目になります。私どもの期待に応えて、のんびり滞在頂いております。

8:30撮影。今朝もネイチャーセンター目の前中央の小島にいました。

















開館目前の8:50頃に、香川さんお気に入りの左手のヨシの茂みの中に移動しました。その後、時々姿を見せましたが、すぐにヨシの陰に隠れてしまいました。

ヨシの陰に隠れていく香川さん。9:22撮影。











昼間の香川さんはこんな感じで休んでいます。手前の白い影はコサギ、奥の白い影が香川さんです。10:11撮影。





時間が経つにつれて徐々に北寄りの風が強まり、昨日の暖かさが嘘のように寒くなりました。冷たい北風の中で、カモメが2羽、ゴカイ採りに勤しんでいました。16:19撮影。








冷たい強風の中、奥の方からミコアイサのメスが飛んできてネイチャーセンター前に着水しました。近頃、ネイチャーセンター目の前にミコアイサのメスが1羽よくいるのですが、その常連個体かな?16:24撮影。






近頃少しずつ数が増えてきているオカヨシガモ。他にも、冬は少なめだったハシビロガモが春になるにつれて急増していて、渡り途中のカモたちが園内に飛来してきていることを実感します。





昼間はずっとヨシの陰に隠れていた香川さんが、17:05頃から姿を見せて採食を始めました。予想どおりの展開です。このように香川さんは、とても規則正しく行動しています。今日は強風のせいか、ネイチャーセンター正面ではなく、ネイチャーセンター北側のヨシ原の縁で採食していました。17:17撮影。








香川さんの滞在が7日目になっているので、もういつ旅立ってしまってもおかしくありません。せめてこの後の3連休までは滞在してほしいものです。

18:45現在、コハクチョウのねぐら入りが確認できません。今季の初飛来後初めて、コハクチョウが丸一日観察できませんでした。もうすべて旅立ってしまったのでしょうか。

(きりぎりす)

2022年3月16日水曜日

今日の香川さん20220316

先日、2年ぶりに飛来したことをご紹介しました、ヘラサギの「香川さん」。14日夕方から15日付けで全国各地の新聞に広く紹介されました。コハクチョウの「吉田さん」と同様、来館されたお客様に広く親しまれる存在になりつつあり、うれしいです。

12:48のネイチャーセンターから見た園内風景。近頃はせっかく晴れていても景色が霞んでばかりでしたが、今日は空が澄んでいて大山がきれいに見えました。香川さんは朝から昼前まで目の前でじっとしていましたが、お昼頃にこの写真の枠外の、左手のヨシ原の陰に隠れてしまいました。(今日のライブ映像の7:00~11:00に香川さんが写っています)










ヨシ原の陰に隠れ気味の香川さん。ここは元々ドーナツ島と呼んでいてヨシがリング状に茂っていた場所なのですが、今はヨシが衰退し、見る影もありません。実は、ここは香川さんがけっこうお気に入りの場所なのです。16:21撮影。










16:43。ここ数日の春の陽気で、大山の雪は急速に解けてしまいました。











お昼頃からずっと隠れていた香川さんですが、16:43頃から活動を始め、再びネイチャーセンターの目の前に出てきてくれました。

16:46撮影。これが香川さんです。嘴のしわ模様と嘴先端の黄色斑の形が決め手です。
もし、これとよく似た嘴の模様のヘラサギを見かけたら、写真を添えてお知らせいただけたら幸いです。水鳥公園HPの「お問い合わせフォーム」からメッセージを送っていただければ返信メールをお送りしますので、それに画像を添付してください。




















後ろから風を受けると、長い冠羽が放射状に広がって華麗な姿になります。香川さんは、米子水鳥公園史上、最も美しいヘラサギです。16:56撮影。





















ネイチャーセンターからの観察風景はこんな感じです。17:19撮影。最近の行動パターンを見る限り、香川さんの観察には閉館間際の17:00以降がおすすめです。
















ふとネイチャーセンターの南側の風景に目を移すと、クロガネモチの木の梢にオオジュリンがじっととまっていました。珍しい光景です。何をしているのか観察してみると、どうやら無数に飛び交う虫(ユスリカ?)を狙っているようで、時々自分の顔のそばを飛んだ虫を、梢にとまったまま捕らえて食べていました。















17:52に安来方向からコハクチョウの群れがねぐら入りしました。どんどん日が長くなっているので、コハクチョウのねぐら入りもそれに伴って遅くなっています。






























この時、22羽(うち幼鳥8)がねぐら入りしました。お客様からの情報では、今日現在安来の田んぼにコハクチョウは150羽くらいいたそうです。あと数日ですべて旅立ってしまいそうですね。17:56撮影。
















空には月がきれいに見えていました。もうすぐ満月ですね。17:55撮影。
















月と大山とヘラサギ。18:01撮影。



















香川さんとコハクチョウ。コハクチョウはもう間もなくいなくなってしまう見込みですが、香川さんはいつまで滞在してくれるでしょう?18:02撮影。
















コハクチョウが全て旅立ってしまうのは寂しいですが、今度は飛べないコハクチョウ「吉田さん」が安来から(徒歩で)やってくる見込みです。この冬も安来で元気に過ごしていることが確認されています。この春も園内にやって来てくれるのか、コブハクチョウの「てっちゃん」との仲はどうなっているのか、会えるのが楽しみです。

(きりぎりす)

2022年3月11日金曜日

開催中!出張ミニ展示「ヨシ原の住民たち」

 ただ今、米子市児童文化センターで出張展示をしています。


中海の浅瀬に広がる「ヨシ原」と、そこに住んでいる生きものを、標本、写真、説明パネルなどで紹介しています。



ちらっと内容をご紹介すると、
ヨシ原にやって来る渡り鳥の調査のことや、


ヨシ原に住む小さな昆虫たち、


そして、あまり知られていないけれど、渡り鳥の重要な餌になっている昆虫を、自分で探せるコーナーなどがあります。


展示の規模は小さく、長机2コ+壁面パネル3枚ぶんですが、
ヨシ原の情報がギュッと詰まった展示です。


展示期間は3月14日(月)の午前中までです。
お時間のある方は、ぜひ、米子市児童文化センターへお越しください。

※出張展示のため、会場は米子市児童文化センターです。
 お間違いのないようご注意ください。

(みとら)

香川さん2年ぶりにカムバック!

今朝からネイチャーセンター前にいるヘラサギ。顔を上げたときにくちばしを見ると、この冬にいる個体よりも先端の黄色斑がとても小さく、別個体だと気づきました。これは香川さんでは?









参考:2022年3月6日に確認された個体










くちばしの模様が比較的よく見える写真をトリミングして拡大。

右下が香川さん(2016年3月撮影)、他3枚が今朝の個体。香川さんで間違いなさそうです。




本日、香川の福丸さんから提供いただいた写真もご紹介します。香川県の越冬地で今季最後に確認されたときの写真です。くちばしの模様にご注目ください。













11:28、香川さんは飛び立って、ネイチャーセンターから300m先の死角に移動しました。午後の光線状態が良い時に、またネイチャーセンター前に戻ってきてくれることを期待します。










その後、期待どおりネイチャーセンター前に帰ってきてくれました。以後、夕方までネイチャーセンタの近くで過ごしていました。くちばしの模様が午前中よりも鮮明に確認できました。13:39撮影。











「香川さん」とは、毎年秋と春の渡りの際に米子水鳥公園を中継して香川県で越冬する、常連のヘラサギ成鳥のことです。標識はついていないのですが、くちばしの模様から個体識別に成功し、発見以後、継続観察されています。昨年の冬は群馬県で越冬していることが確認され、水鳥公園には立ち寄ってくれませんでした。2年ぶりに再会できてうれしいです。

長年、香川県でこの個体を継続観察している福丸さんにお知らせしようと思っていたところ、先方から先にお電話があり、昨日の昼に姿を見たのが最後だったということでした(先述の写真)。昨晩のうちに香川県から米子に移動してきたのですね。

ようこそ、香川さん!米子でのんびりと旅の疲れを癒してくださいね。


香川さんの過去記事

2020年3月の記事

2019年3月の記事

2016年3月の記事(香川さんが初めて確認された日)

(きりぎりす)

コハクチョウで賑わう朝

8:24。昨日とは大違いで、今朝はコハクチョウで賑わっていて118羽確認できました。昨日の夕方は25羽しかいなかったので、昨晩から今朝までの間にかなり飛来したのですね。



























大きな声でよく鳴き、渡りを目前に控えた興奮が伝わってきます。今季なかなか感じられなかった旅立ちの雰囲気がようやく感じられました。

8:43。飛び立つコハクチョウたち。大声で鳴きながら中海を超えて安来方面に飛び去りました。早朝の状況は不明ですが、開館後は旅立ちは確認できませんでした。


























9:07、建物から見て左手のヨシの陰にヘラサギが1羽いました。6日以来、5日ぶりです。
→後にこの個体は2016年からの常連個体、愛称「香川さん」であることが判明!










今週末が今季のコハクチョウの見納めになりそうです。コハクチョウの旅立ちを見送りたい方は、早朝に水鳥公園にお越し下さい。今月の土・日は朝7時から開園しています。


(きりぎりす)