2025年5月9日金曜日

2年連続?ツメナガセキレイ現る!

今日は予報どおり、お昼以降雨風が強まって
大荒れの天気となりました。

雨天の中、普段あまり見られない鳥が
いろいろ現れました。

シギの入り江に現れたツメナガセキレイ
(亜種マミジロツメナガセキレイ)。
水鳥桟橋から12:37撮影。

















昨年の5月15日に現れた黄色いセキレイも、
おそらくツメナガセキレイと思われ、
そう仮定すると2年連続の登場となります。

近頃、いるけれども遠すぎて存在感がなかった
セイタカシギが、ウラギクの池の近くにまで寄ってきて、
観察しやすくなりました。4羽いました。
13:15撮影。












13:17撮影。




















座って地面と同化していたタカブシギ。
13:15撮影。



シギの入り江の西隣の岸辺にクイナが現れました。
この冬は1月~3月に4回しか記録がなく、
久しぶりでした。
何度か羽ばたきましたが、
クイナが羽ばたく姿を見たのは初めてのような
気がします。
15:03撮影。















シギの入り江の奥の岸辺にずっといたクサシギ。
普通種ですが、園内ではあまり見られません。
















それにしても、この春はシギの入り江とその周辺に
面白い鳥がよく現れます。
5/4を最後に珍鳥の発見が途絶えていましたが、
ツメナガセキレイの登場で、
また気分が盛り上がってきました。
明日もいてくれたらいいですね!

(きりぎりす)

2025年5月6日火曜日

亜種が異なる?オグロシギ2羽

今朝からオグロシギが前浜に2羽いました。
初日の1羽と翌日に新たに確認された1羽が
合流したようです。

別々に観察した時は気づきませんでしたが、
2羽が並ぶと体の大きさに違いがあり、
大きい方はメスと同等の大きさに見えました。
しかし、上半身の赤褐色が濃いことから、
2羽ともオスです。8:33撮影。
















左が5/3に確認された個体で、
右が5/4に新たに確認された個体と思われます。
右のほうが明らかに大きく、くちばしが長いです。
肩羽の模様も異なり、左の方が黒斑が大きいです。
上半身の赤褐色部は、右の方が脇にまで及んでいます。
また、左の個体の方が下面の縞模様が密で濃いです。

これらの特徴から、
左が日本に飛来する亜種melanuroidesで、
右は西ヨーロッパから西アジアにかけて生息する
基亜種limosaではないかと思います。(亜種bohaiiかも?)
左の方が白い眉斑が明瞭ですが、
これは亜種の識別には関係ないようです。

こちらが右の個体。基亜種limosa→亜種bohaii
12:54撮影。

















そしてこちらが左の個体。亜種melanuroides
12:54撮影。



右の個体の翼帯がチラリと見えました。
亜種melanuroidesよりも基亜種のほうが
翼帯が幅広いそうです。8:44撮影。
















昨日初確認されたクロハラアジサシ。
ネイチャーセンター前を時々飛んでくれました。
8:42撮影。















マガン半島にアマサギがいました。
今月3回目の登場です。9:48撮影。
















オグロシギと同じくらい面白かったのは、
ハシビロガモの求愛行動でした。
前浜で10羽以上のオスが1羽のメスを
取り囲んで泳いでいました。12:45撮影。













他のカモ類のように派手なディスプレイは見られず、
とにかくメスに付きまとっていました。
これが一日中続いていました。14:36撮影。
















前浜にやって来たコチドリ。
今日はこちらを向いてじっとしていることが時々あり、
斜め上からの正面顔がよく見えました。14:43撮影。
















突然羽ばたいたコチドリ。細長い翼をしています。
14:46撮影。

















日本鳥類目録改訂第8版をみると、
日本で確認されているオグロシギは
亜種melanuroidesのみのようなので、
もし大きい方が基亜種limosaだとしたら、
かなり珍しいかもしれません。
それとも、単なる個体差かな?

5/22追記:
後日、有識者から、大きい個体は、基亜種limosaよりも
近年新たに記載された亜種bohaii
(亜種melanuroidesと比べ、翼とふしょは同じ長さだが
くちばしが長い)の方が繁殖地が近く(シベリア北東部)、
可能性が高いのでは、というコメントを頂きました。

(きりぎりす)

2025年5月5日月曜日

メダカ池の観察会

 今日は、こどもの日ということで、
米子水鳥公園では、メダカの観察会を実施しました。

小さなメダカ池ですが、主(ぬし)のようなスッポンがいます。

昨日は見かけたのですが、
今日は残念ながら確認できませんでした。


メダカだけでなく、タイコウチやチチブなど、いろいろな生き物がいました。












メダカ池については先日、朝日新聞のコラムで紹介しました。

これから天気が悪くなるようで、
明日の昆虫の観察会は、中止にします。


ポタチャン 2025年5月5日16:00

今日観察できた鳥
カンムリカイツブリ(若鳥)、ツクシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、コガモ、スズガモ(1000羽以上)、キンクロハジロ、コチドリ、ヒバリシギ、クサシギ、キアシシギ、オグロシギ、セイタカシギ、クロハラアジサシ(夏羽)

など

2025年5月4日日曜日

2日目のオグロシギと261種類目の鳥?

昨日からオグロシギがいます。

発見時は前浜にいましたが、
その後すぐにマガン半島に移動してしまい、
遠くなってしまいました。

そして今日も、朝から前浜左手の小島にいたオグロシギ。
滞在2日目に突入。8:35撮影。
















オグロシギにカルガモが接近。8:35撮影。















何を思ったのか、
カルガモが突然オグロシギに突進!そして、
飛び上がって体当たりをかわしたオグロシギ。
右側にいたタシギもビックリ。8:35撮影。















飛び上がったオグロシギは、
そのまま私が見ている眼下に舞い降りました。
8:35撮影。















私が見ていることに気付いているようでしたが、
しばらく前浜を歩いた後、
ネイチャーセンター北側のヨシ刈り跡地の岸辺に
移動しました。8:35撮影。
















近頃、全身丸見えで前浜をよく歩くタシギ。
午後は順光で姿がとても美しく見えます。
14:52撮影。
















前浜でビリンゴ?をとらえたダイサギ。
今日は3羽いましたが、
それぞれ婚姻色の現れ方が異なっていて、
この個体が最も淡いです。15:31撮影。
















オグロシギは一日中、
ネイチャーセンター北側で過ごしていました。
マガン半島でもう1羽見つかり、計2羽になりました。
16:41撮影。
















午後に、ネイチャーセンター北側の草地でウズラと思われる鳴き声が確認されました。複数の方が聴いており、その後私も耳を澄まして聴こうとしましたが、それらしき鳴き声が何度か聞こえたものの、はっきりとは確認できませんでした。
もっと納得がいくように、鮮明な声が聴きたいものです。
そのため261種類目とは扱わず、参考記録とします。

(きりぎりす)

2025年5月2日金曜日

ハマシギが前浜にやってきた!

朝、Jr.レンジャーの森を歩いてみると、
森の奥の茂みから複雑なリズムのさえずりが
聞こえました。
また何か変わった鳥かな?と思って
茂みに目を凝らすと、声の主はソウシチョウでした。
姿も声も美しくかわいい鳥なのですが、
出会うとがっかりしてしまいます。9:13撮影。

















刈り残してある枯れヨシにとまってさえずる
オオヨシキリ。
だんだん高い位置でさえずるようになり、
姿が見やすくなってきました。
それでもやっぱり間合いを詰めさせてくれません。
9:24撮影。
















今日もっともおすすめだった鳥はハマシギでした。
シギ島で長時間過ごしていたほか、
前浜にもやってきてくれました。10:57撮影。
























前浜からシギ島に移動するハマシギ。
シギ島をもっとも利用してくれるシギです。
10:59撮影。













園路沿いにモズのオスがいました。
羽毛が摩耗・退色し、
赤みが薄れて灰色っぽい姿になっているので、
別種のようにみえます。11:14撮影。
















カモ島にさりげなくスズガモのオスが座っていました。
スズガモが前浜に接近したのはこの春初めてでは?
水鳥公園ではスズガモは春が旬なカモで、
数百羽の群れが飛来します。16:34撮影。
















前浜でオナガガモのつがいが
仲良く寄り添って泳いでいると思ったら…。
16:38撮影。
















突然激しいバトルが始まりました。
16:38撮影。
















体格で劣るメスが互角以上に応戦。
押され気味のオス。16:38撮影。
















メスがオスを寄り切って勝負あり。すると、
後ろに別のオスが近づいてきました。16:38撮影。
















後から近付いてきたオスは、
このメスのつがい相手でした。
ケンカの相手だったオスは別の個体で、
相手が決まっているメスにちょっかいを出して
怒られたようでした。
この場合、つがいのオスが率先して
部外者のオスと戦いそうに思えますが、
このオスはメス戦いを任せて傍観していたのが
面白かったです。


夕方になって日陰になった前浜に、
コチドリがやってきました。
主にゴカイを捕食している他のシギたちとは異なり、
泥の中の小さな生き物を食べていました。17:02撮影。
















昼間は草陰に隠れてばかりいたタシギも、
開けた前浜で採食を始めました。17:03撮影。
















タカブシギもやってきました。
前浜横の枯れヨシの陰にやってきて、
開けている前浜中央には来ませんでした。17:10撮影。
















閉館後に今日もツクシガモが前浜にやってきました。
朝はシギの入り江付近にいて、
昼間はマガン半島で過ごし、
閉館後に前浜に寄ってくることから、
人の往来を意識しているようです。
18:34撮影。
















一日中ずっとシギの入り江にいたキアシシギも
閉館後に前浜にやってきました。
開館中に来てくれたらうれしいのですが、
館内の人目が気になるようです。18:35撮影。















ゴカイを見つけて食べるキアシシギ。
18:39撮影。









現在の前浜は、
水際がネイチャーセンターに近すぎるのかもしれません。
水際がもっと遠かった10年以上前は、
今よりも前浜にシギ・チドリがよく集まっていました。

水際を遠ざけることができれば、
シギ・チドリがもっと寄ってきてくれそうな気がします。

(きりぎりす)

2025年5月1日木曜日

キビタキとキョウジョシギを今季初認!

5/4に予定している
「水鳥公園一周ネイチャーウォーク」に向けて、
予定コースである保護区内や外周堤防の下見をしました。

その際に、保護区内にひっそりと自生する希少植物
「カワヂシャ」を確認しました。
とても小さくてかわいい花を咲かせていました。
11:08撮影。






















またヘラサギが現れました。
先日の個体とは違い、夏羽が美しい若鳥でした。
12:01撮影。
















Jr.レンジャーの森の中にそろそろ来ないかな、
と期待していた鳥の一つ、キビタキを確認しました。
17:13MARUKOME撮影。
















すっかり夏羽に換羽したハマシギが飛来。
シギ島やシギの入り江で一日中過ごしていました。
18:06撮影。













シギの入り江で、またタシギが決闘?をしていました。
よく見ると、同じ個体同士が繰り返しているようなので、
もしかしたらこれは争いではなくディスプレイなのかな?
18:28撮影。
















シギの入り江にキョウジョシギがやってきました。
18:33撮影。
















シギの入り江の岸辺に降りると、
さっそく辺りの石をひっくり返し始めました。
その石はちょっと大きすぎでは?18:34撮影。
















なんと、自分の体ほどもある大きな石を持ち上げました!
18:34撮影。
















見事、大きな石をひっくり返すことに成功!
力持ちですね!18:34撮影。
















苦労して転がした大きな石の下から、
何かおいしいものは見つかりましたか?
18:35撮影。










キョウジョシギの英名は、Ruddy Turnstoneといいます。
その名のとおり、石をひっくり返して食物を探す
性質があります。
これは他のシギでは見たことがなく、
キョウジョシギならではの行動です。

目の前に石が転がっていると、
ひっくり返さずにはいられないのかも?

今日も今季初記録の鳥が2種確認できました。
次はオオルリ、コサメビタキ、ノゴマなどの登場を期待しています。

(きりぎりす)