2020年5月6日水曜日

再開園に向けて今おすすめの鳥

いよいよ明後日から再開園です。

再開園に向けて、本日観察できた
おすすめの鳥をご紹介します。

まずは、セイタカシギとヨシガモ。

























今日も前浜にいてくれた、
イケメンのヨシガモコンビ。
前浜を気に入ってくれたようで、
一日中前浜にいてくれました。














そして、一時はネイチャーセンターに
かなり接近しました。
近いので、かなり見下ろし気味のアングルで撮影。

ネイチャーセンターの真下にいたヨシガモは、
とても落ち着いていて、
首を深く縮めて平たくなっていました。
脇も緩んで、左右の翼が外側に広がって
肩羽や三列風切羽が垂れ下がっていました。














後ろ斜め上から観察。
至近距離でこんな角度から
ヨシガモを観察できる機会は珍しいです。
左右に垂れ下がった三列風切羽の造形と
お尻回りの模様が面白いですね。
紫色のモヒカン模様もステキ。














午前中は薄曇りで光が柔らかく、
無風で水面が鏡のように穏やかだったので、
ヨシガモの姿が美しく観察できました。
ただし、逆光気味だったのが残念。

順光になる午後は天気が良くなりすぎて光が強く、
ヨシガモの顔全体が玉虫色に強く輝いて見えました。
これはこれで美しいのですが、ギラギラしすぎです。
最も美しく観察できる条件は、
薄曇りで無風の日の午後だと思います。














セイタカシギは2羽に増えました。
オスとメスで、特徴を比較して観察できました。














コアオアシシギも1羽いました。
ネイチャーセンターの真下の水際を右往左往するので、
席に座っていると死角に隠れて気づきません。














今日一番気になった鳥がこちら。
ホシハジロよりもやや小さく、
全体に茶色味が強いカモです。

一見、メジロガモのメスに見えるのですが、
下尾筒の白に濁りがあり、全体にやや淡色で、
くちばし先端の黒色部がU字状に広がっていることから、
ホシハジロとメジロガモの交雑個体と思われます。





























このほか、真っ黒なツルシギ5羽、
ウズラシギ1羽、ソリハシシギ1羽、
コチドリ2羽、タシギ2羽以上
もいました。

明後日も、これらの鳥たちが、
再開園を心待ちにしておられたお客様に
いっぱいサービスしてくれることを祈ります。
(新顔の出現にも期待!)

(きりぎりす)