2020年5月23日土曜日

今、カイツブリのバトルが熱い!

近頃、ネイチャーセンターの観察ホールは、
鳥の鳴き声でとても賑やかです。

オオヨシキリのさえずりに加えて、
ネイチャーセンター前で縄張り争いをしている
カイツブリたちの鳴き声がとても賑やかなのです。

ネイチャーセンターから見て左手に見える、
ヨシがまばらに生えているエリア
(通称?旧称?ドーナツ島)
は、カイツブリの営巣場所の一番人気です。
今日は、4ペアが一日中争っていました。















カイツブリのケンカはかなり激しく、
蹴り合い、噛みつき合いで相手をねじ伏せます。
それが、オスメス入り乱れての争いに発展して、
ますます大騒ぎになります。















カルガモ親子は、今日もヒナ8羽の親子が
確認できました。
しかし、現れたのは朝一番のみで、
その後は確認できませんでした。
今のところ、園内で活動している親子は
この一組だけのようです。



17:44、閉館後に職員「みとら」が、
ふと遠くにいる2羽の白い鳥が気になり、
望遠鏡で確認すると、
1羽はクロツラヘラサギの若鳥でした。
(写真の白い鳥の右側)
いつの間に飛来したのかな?















その後、ちょっと目を離したすきに、
クロツラの姿が消えていました。
望遠鏡で周囲を見渡したところ、
はるか遠くを飛んでいるのが見つかりました。
ずっと東へ向かったかと思うと、
Uターンして園内上空にやってきました。
しかし再び園内に舞い降りることはなく、
水鳥公園の上を時計回りに3周ほど飛び回った後、
南東方向へ飛び去りました。




























飛び去るクロツラを観察している時に、
ネイチャーセンター正面右手に見える
中海の無人島「萱島」の樹上に、
ハヤブサがとまっているのを見つけました。

ハヤブサがとまっていたのは、
現在子育て真っ最中の
カワウとサギのコロニーのど真ん中です。

カワウの巣のすぐ上の枝にハヤブサがとまっていて、
そのすぐそばの横枝にはカワウもとまっていました。
お互いに平然としていました。
(別角度から見ると、水平距離は意外と
離れているのかもしれませんが)

一体、お互いのことをどう思いながら
とまっていたのでしょう?
不思議な光景でした。
















(きりぎりす)