コハクチョウの吉田さんは14日から姿が見えず、
コブハクチョウのてっちゃんは17日に現れましたが、
すぐにどこかへ行ってしまいました。
この異種間ペアの動向が気になっている
お客様も多くいらっしゃるようなので、
5月18日に確認できた近況をお知らせします。
吉田さんは、18日の12:00ごろ、
伯太川の中州でお昼寝しているのを確認しました。
てっちゃんは、18日の12:25頃、
安来市内の民家前の水路にいるのを確認しました。
しかし、てっちゃんは
激しくさび色に染まった羽毛以外に
決定的な特徴がつかめておらず、
他にも似た汚れ方をしている個体がいる可能性があり、
個体識別は100%ではありません。
この2羽の位置関係は、
直線距離は意外と近くにいたのですが、
異なる川でそれぞれ1羽で落ち着いていました。
お互いの居場所を分かっているのかな?
それとも、見失ったままなのかな?
これまで、
水鳥公園で1日おきに姿を消していた
てっちゃんには「浮気疑惑」があったのですが、
私が観察している限り、
お気に入りの場所に戻ってくつろいでいるだけで、
他の個体と二股をかけているわけではないようです。
吉田さんに寄り添ってばかりいるのではなく、
1羽でいる時間も大切にしたいのかな?
なにはともあれ、
吉田さん、てっちゃんともに、
これまでずっと過ごしていた本拠地に
無事戻っているのが確認できました。
この2羽が今後、また出会うことがあるのか、
出会ったら再びつがいとして寄り添うのか、
気になります。
この2羽の状況に変化が見られたら、
またお知らせします。
(きりぎりす)