今の主役は、ヒナを連れたカルガモです。
今日も姿が見られましたが、ヒナの数は7羽でした。
昨日よりも1羽減っています。
カルガモの親子は、近頃はネイチャーセンターから右手に見える、
池の浄化設備左隣の小さな池によく現れます。
この池のカルガモの中に、色白な個体が1羽いました。
奥にいる普通のカルガモと比べると、
かなり白いことが分かります。
この個体は、くちばしは正常な色なので、
アルビノではなく、黒い色素が普通よりも少ない白化個体です。
なかなか美しくてかわいい個体です。
明日以降も居てくれるか、注目です。
現在、縄張り争いが忙しいカイツブリの中で、
一組だけもう卵を産んでいるペアがいます。
ネイチャーセンタ―前の右手に見える、
杭の列の中ほどにできた巣です。
でも、ここは毎年営巣する人気の場所なのですが、
いつも子育てに失敗する訳あり物件です。
巣材も少なめで、卵が数に池に落ちてしまいそうです。
この先、大丈夫かな?
目先とあしゆびがピンク色のコサギ。
繁殖期特有の婚姻色です。
この時期限定の色で、すぐに色あせてしまいます。
いつもネイチャーセンターのそばの定位置で
さえずっているオオヨシキリ。
このオオヨシキリの縄張り内で、巣が見つかりました。
新型コロナウイルス対策で休園中に
いい場所だと思って営巣したものの、
休園期間が明けると急に人が頻繁に来るようになって、
「こんなはずじゃなかったのに!」
と戸惑っているかもしれません。
人の往来で落ち着かないと思いますが、
どうにか子育てがうまくいってほしいものです。
ネイチャーセンターの巣箱は、今日は静かでした。
昨晩から今朝にかけて、ヒナが巣立ったようです。
しかし、ネイチャーセンターのそばには、
ヒナに与える餌を集めている親鳥の姿がありました。
まだ子育ては終わっていません。
今度は、園内で子どもたちに屋外実習をさせなければいけません。
もうしばらく、親鳥は大忙しです。
スズメが巣立った後で、今度はハクセキレイが賑やかにさえずっていました。
今度はハクセキレイがネイチャーセンターに営巣するつもりなのかな?
(きりぎりす)