ネイチャーセンター壁面に設置してある巣箱では、
現在スズメが子育てに大忙しです。
餌を巣箱の中に運んで、
出てくるときはヒナの糞をくわえて持ち出します。
親鳥がヒナにどんな餌を与えているのか注目したところ、
この時はナナホシテントウの幼虫を
口いっぱいにくわえていました。
ナナホシテントウの成虫は、
苦い汁を出して身を守りますが、
幼虫は苦くないのかな?
この時期、園内はオオヨシキリの大合唱で賑やかです。
オオヨシキリは、ヨシにとまってボサボサ頭で、
オレンジ色の大口を開けて囀っていると
オオヨシキリだとわかりますが、
口をつぐんでいる時や、
頭の羽毛をねかせて樹木の繁みに潜んでいたりすると、
オオヨシキリと認識しづらくなり、
地味な謎の鳥になります。
鳥にはそれぞれ、
その鳥らしいポーズというものがありますね。
午後から雨が降り出すと、
夕方にツバメが池の上空に集まってきました。
そして、枯れヨシの先にとまって休み始めました。
これらのツバメを1羽1羽よく見ると、
お腹が赤褐色の個体が時々いたり、
ショウドウツバメが混じっていたりするので、
探してみると楽しいです。
今日もスズガモがたくさんいました。
昨日からさらに倍増で、約1520羽いました。
このほか、
黒いツルシギ2羽、アオアシシギ2羽、
コアオアシシギ1羽、ソリハシシギ1羽もいました。
(きりぎりす)