今日もネイチャーセンターの前にセイタカシギ数羽とコアオアシシギが1羽いました。コアオアシシギは滞在3日目になります。いつも目の前にいてくれて、とてもありがたいです。
ところで、今日最も驚いたのは、14:00頃に突然目の前にハヤブサが突っ込んできたことです。近頃、ネイチャーセンター目の前を毎日のようにハヤブサがかすめ飛ぶのですが、ネイチャーセンター前に群れている鳥たちを下見していたのかもしれません。いつもは正面側からこちらに向かって飛んできましたが、今日は背後から屋根越しに急降下してきて、一瞬水面に留まりました。そのため、セイタカシギかコアオアシシギが捕まったのではないかと心配しましたが、ハヤブサは何も掴んでおらず、飛び去りました。シギたちは間一髪で逃げることができたようです。
騒動の直後、水鳥公園付近の高空を飛んでいたハヤブサ。目の前に突っ込んできた個体かどうかは不明。
これまでずっと目の前にいたセイタカシギとコアオアシシギは、よっぽど怖かったのか、しばらくネイチャーセンター前に寄ってきませんでした。
ハヤブサの襲撃後、ネイチャーセンター正面の小島の岸に身を寄せて警戒しているコアオアシシギ。
一方、カモたちは立ち直りが早く、次第にハシビロガモやコガモ、オオバンが目の前に集まってきました。
すぐに目の前に戻ってきた、とても美しいハシビロガモのオス。
カモたちでネイチャーセンター前が賑わってくると、コアオアシシギが近づいてきて採食を再開しました。なぜかコアオアシシギは、セイタカシギやコガモに密着して採食することがよくありました。こんなに密着したら嫌がられて追い払われそうなものですが、不思議なことにそれはありませんでした。
コガモに密着して獲物を探すコアオアシシギ。しかし、コガモは嫌がらずに無視していました。