2022年5月25日水曜日

園内の最恐生物が入館してきた!

14:00頃、開けてあった展望ホールの窓から、オオスズメバチが飛び込んできました。

知らせを受けて現場に急行。貴重な機会なので撮影を試みました。しかし、ガラス面をウロウロと這いまわるので、なかなかうまく写りませんでした。(みとら撮影)









なめらかな垂直のガラス面でも、爪の間の吸盤(爪間盤)でスイスイ這いまわるオオスズメバチ。顔が怖い!










このまま放っておくと危ないので、とりあえず捕獲。これで一安心です。体長が5cmくらいもある、巨大な女王バチです。(みとら撮影)









ケースに閉じ込められて怒り狂うオオスズメバチ。ケースの蓋の裏に噛みつきまくり、カチカチと音が鳴っていました。毒針だけではなくあごも強力なので、かまれたらとても痛そうです。すごく怖い!









せっかくなので、館内にある精巧なオオスズメバチのフィギュアと並べて見比べてみました(フィギュアの体長は約11cmです)。あらためてフィギュアの完成度の高さに驚かされました。ところで、オオスズメバチはこのフィギュアを見てどう思っているのかな?(みとら撮影)
















春から秋は昆虫が活発に活動しているので、網戸がない窓は開けっぱなしにするべきではありません。開けっぱなしにしておくと、色々な虫が館内に入ってきてしまい、時にはこんな怖いお客さんが入ってきてしまうこともあります。(ヌカカはとても小さいので、網戸をしていてもお構いなしに侵入してしまいますが)

窓を開ける場合は用が済み次第、窓を閉めていただきますよう、ご協力をお願いします。

もし、館内にハチが侵入しているのを見かけたら、お近くの職員にお声掛けください。職員が速やかにハチを捕獲して、屋外に逃がします。


それにしても、今年はなかなかカルガモの親子が現れません。ネイチャーセンターの近くの巣は、みんなカラスに襲われてしまったのかな?

(きりぎりす)