夕方、職員MARUKOMEがエノキの枝にぶら下がるゴマダラチョウの幼虫を発見。知らせを聞いた「きりぎりす」やボランティスタッフが現場に急行して観察しました。近くを通りかかったお客様にもお声掛けをして、「緊急ゴマダラチョウ観察会」が始まりました。
知らせを受けた当初は「蛹を見つけた」と聞いていましたが、よく見たら蛹になる直前の「前蛹」でした。16:56撮影。
角度を変えて観察している時、いつの間にか背中が割れていることに気づきました。私たちが見ている目の前で蛹化が始まったのです。16:59撮影。
幼虫の皮を脱いで、どんどん蛹が出てきました。17:01撮影。
17:02撮影。
皮を脱ぎ終わった後、体をよじって抜け殻を落とそうとしていました。17:06撮影。
あともう少しで抜け殻が落ちそうです。17:07撮影。
ようやく抜け殻を振り落として落ち着いた蛹。17:08撮影。
脱皮殻を振り落とす様子(金田直人撮影)
蛹は約一週間で羽化する見込みです。ゴマダラチョウの蛹化の瞬間に立ち会えるとはとても幸運でした。これから毎日観察するのが楽しみです。
(きりぎりす)