今日は朝から500m先のマガン半島にクロツラヘラサギが1羽いました。午前中からお昼過ぎにかけて団体様のご案内を対応した後、詳しく観察しました。
純白の羽毛が美しく、初列風切先端にわずかに黒い部分がある若鳥でした。14:25撮影。
14:26撮影。
ウラギクの池のそばに、ダイサギとコサギがいました。これで久しぶりにダイサギ、チュウサギ、コサギが揃いました。14:58撮影。
逆光で見ると、殻の中のチョウの体がはっきりと透けて見えます。15:17撮影。
時々蛹の様子を見ながら勤務していたのですが、いつの間にか羽化していました。17:30撮影。
既に殻から脱出して、翅も伸びきっていました。しかし、まだ翅は柔らかく、風が当たるとペラペラとなびいていました。ペラペラだった翅も、みるみるうちにどんどん硬くなり、風でペラペラしなくなりました。17:43撮影。
その後ゴマダラチョウは、羽化殻のそばにとまったまま夜を迎えました。明日の明け方に飛び去るつもりなのでしょう。
園内のヨシ原がオオヨシキリのさえずりでとても賑やかになりました。目まぐるしくとまる場所を変えながらあちらこちらで囀っていて、今が縄張り争いのピークなのかもしれません。17:50撮影。
チュウシャクシギは、鳴きながら西へと通過していきました。チュウシャクシギは隣の畑にはよく降りていますが、園内にはなかなか降りてくれません。17:56撮影。
今日の鳥:
キジ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ(初認)、コサギ、オオバン、コチドリ、セイタカシギ、タシギ、チュウシャクシギ、イソシギ、ハマシギ、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、オオヨシキリ、セッカ、セグロセキレイ。
池の奥に多数群れていたカモたちもすっかり減り、春の渡りはもう落ち着いてしまった雰囲気ですが、それでもクロツラヘラサギやチュウシャクシギ、セイタカシギなどの春の旅鳥がわずかに観察できています。
(きりぎりす)