2024年4月27日土曜日

今更ですがキレンジャク現る

今日はスズガモがたくさんいました。キンクロハジロに次いで2番目に多い鳥でした。14:37撮影。
















セイタカシギのオスは、今日も一日中目の前にいてくれました。青緑の光沢がある背中と鮮やかなピンク色の脚がとても美しいです。14:39撮影。
















近頃の常連になっている、独身のコブハクチョウ成鳥。私は個人的に「てっちゃん」ではないか、と疑っているのですが、この個体は「てっちゃん」にしてはまだ(なんとなく)顔つきが若々しく見えるので、別個体ではないかと思います(私が疑っている個体と同一かどうかは不明です)。14:40撮影。















近頃あまり目立たなくなりましたが、よく見るとまだあちらこちらにいるタシギ。この春は、まだオオジシギらしき個体に出会えていません。14:44撮影。















閉館時間になり、駐車場入口の施錠に行った職員が、キレンジャクを1羽発見しました。その知らせを受けて駐車場に向かうと、情報どおりいました。
クロガネモチの実をついばむキレンジャク。17:44撮影。















この木は背が低く、私の眼の高さから数メートルの超至近距離でキレンジャクを観察できました。17:45撮影。















冠羽が垂直に立ち上がり、まるでコウラウンのような髪型?になったキレンジャク。17:45撮影。















偶然、脱糞の瞬間も写っていました。何を食べた後の糞かな?レンジャク類は他の鳥と比べて、よく食べてよく糞をします。17:55撮影。



















このキレンジャクは、私が見ている目の前であちらこちらに飛び移って採食し、中海の水を飲みに行った後、再び元の場所に戻ってきてウトウトし始めました。今晩はここをねぐらにするつもりなのかな?17:58撮影。
















この春、当園でレンジャク類は、3月24日にヨシ原内でヒレンジャクの被食痕(羽毛)が見つかっているほか、3月27日夕方に種不明の約20羽の群れ、昨日(4月26日)の夕方にキレンジャク3羽が確認されていますが、明るい中で観察・撮影できたのは今日が初めてです。
一般的に、キレンジャクはそれほど珍しい鳥ではありませんが、当園では2013年4月19日~4月28日に2羽確認されているだけの珍鳥です。

この春、全国的にレンジャク類が多数飛来していることが話題になっていた中、完全に流行に取り残されていた当園ですが、今更ながら、これでようやく追いつくことができました(ほんとに?)。

(きりぎりす)