2023年4月9日日曜日

直下にオオジシギ

開館前に、観察ホールの窓のロールカーテンの隙間から、ネイチャーセンター目の前の様子をチェック。目の前真下にセイタカシギが2羽歩いていました。その後、ロールカーテンをそっと開けましたが、逃げませんでした。8:11撮影。
















シギの入り江の岸辺にオグロシギが7羽いました。この春初認です。8:17撮影。















この他、ツルシギとアカアシシギ、ズグロカモメも各1羽ずついました。
シギの入り江を囲う半島の岸辺を歩くツルシギ。8:18撮影。















コハクチョウの吉田さんは、300m先のタカの茂みの横の半島にいました。8:33撮影。
















今日は子どもラムサールクラブの開催日でした。参加者の皆さんに保護区内をご案内して、タカの茂みの横から吉田さんを観察した後、ウラギクの池へと260mほど移動したら、吉田さんもウラギクの池のそばに移動していました。まるで、私たちの後を追っかけてきたみたいでした。写真の奥がつばさ池、手前がウラギクの池の水面です。吉田さんの右下に、偶然アカアシシギが写っていました。11:19撮影。















臨時解説員のAさんが、ネイチャーセンター観察ホールの窓際直下に、明らかにタシギと雰囲気が異なるジシギを発見。くちばしが明らかに短い。これはオオジシギでは?12:16Aさん撮影。
















観察ホール北側(大山に向かって左端)の直下に、シマアジのペアがいました。水平観察距離は、約17m。今季再至近距離でした。今日はオスが2羽、メスが4羽いました。13:57撮影。
















上記のシマアジとほぼ同じ場所にいたセイタカシギ。これまた近かった!セイタカシギはメスはネイチャーセンター前に一日中いましたが、オスはウラギクの池に移動してしまい、遠くなってしまいました。14:41撮影。
















Aさんが発見した怪しいジシギは、その後ネイチャーセンター北側のヨシ刈り跡地に移動しました。やや遠くなりましたが、それでもまだかなりの近距離で、しかも順光。これほど観察に好条件なことはとても珍しいので、尾羽を見せてくれる瞬間を待ちました。そしてついに尾羽を見せてくれました。オオジシギで間違いありません。15:01撮影。















翼上面も見せてくれました。次列風切先端が白くないのがタシギとの違いです。15:01撮影。
















さらには、翼下面も見せてくれました。翼下面が黒っぽいのもタシギとの違いです。15:43撮影。
















水平観察距離約13mまで接近してきたオオジシギ。その後、近くにいたタシギに追いかけられて遠ざかってしまいました。15:45撮影。















オオジシギと一緒にいたタシギ。オオジシギと見比べて、雰囲気の違いが分かりますでしょうか。オオジシギよりも一回りかそれ以上小さく見えました。それなのに強気で、体格に勝るオオジシギを時々追い払っていました。16:03撮影。















オグロシギは一日中シギの入り江周辺で過ごしていました。昼間は寝てばかりでしたが、夕方にようやく活動を始めました。17:25撮影。















一日中姿が見られなかったヘラサギが、夕方にいつの間にかウラギクの池に1羽いました。茶色の幼鳥でした。どこから現れたのかな?ヘラサギの左奥にシマアジのメスが写っています。17:31撮影。















ヘラサギがウラギクの池を飛び立ち、つばさ池の排水口付近に移動しました。17:43撮影。















つばさ池の排水口に近い浅瀬に舞い降りたヘラサギ。園路から近距離で観察できました。かなり長期間滞在してくれていますが、今後いつまで居てくれるかな?17:46撮影。



昨日の強い北風の影響なのか、昨晩はかなり鳥に動きがあったようで、様々な鳥が新たに現れ、しかもネイチャーセンターのすぐ近くで観察できたものも多くいました。ますます園内の鳥から目が離せない時期になってきました。

(きりぎりす)