2022年8月3日水曜日

どれが親鳥でしょう?

ネイチャーセンターの目の前にカルガモの親子がやってきました。

ヒナが7羽います。

今季に確認された親子の中で、

最も頻繁にネイチャーセンター前にやってきてくれた親子かな?


親子といっても、

ヒナたちはもう親鳥と見分けがつかないくらいに立派に成長しています。


さて、ここでクイズです。

この写真の中で、どれが親鳥でしょう?













分かりましたか?

ヒントは、羽毛の鮮度です。








正解は、右から3羽目でした!

立派に成長したヒナたちは、生えたての新鮮な羽毛を身にまとってピカピカですが、親鳥は厳しい子育ての中で羽毛が退色・摩耗し、見た目がボロッとしています。まるで、子育て疲れが現れているようですね。

やがて、羽毛が生えそろって飛べるようになった幼鳥たちは、親鳥の元を離れて独立し、親子は解消されます。

その一方で、まだ小さなヒナを連れた親子もいます。

カルガモの親子が見られる時期は、残りわずかです。

(きりぎりす)

2022年7月31日日曜日

秋の渡り調査はじまる&今の鳥と虫

今朝から秋の小鳥の渡り調査を始めました。これから夏本番という気分ですが、鳥たちは8月になるともう秋の渡りを始めるのです。


今朝の成果。

セッカ 雄・成鳥。

昨年の秋にも捕獲された個体でした。また元気に再会できてうれしいです。










オオヨシキリ 幼鳥。体が小さいのでメスかな?









以上、2種類2羽でした。

シマセンニュウがもう入っていないかな、と期待していたのですが、まだでした。


近頃見られるようになったメジロガモ。しかし、あいかわらず遠すぎ!










今年は、園内のタブノキの実を食べにムクドリの群れが毎日やってくるのですが、その中にコムクドリが時々混じっています。今日はようやくその証拠写真が撮れました。






今日の園内のムシ。

昼間でも樹液に集まっているカブトムシ。
プロポーズに夢中のオスと、食事に専念したいメス。





園路を歩いていると、ハラビロカマキリの幼虫と目が合いました。





この問題の答えは私です(ウソ)。と言いたそうに、
クイズの看板にオオシオカラトンボがとまっていました。






今年初めて、ショウリョウバッタのメスの成虫に出会いました。ついこの前まで幼虫だったのに、立派に成長しました!




この虫はスズメバチにしか見えませんが、正体はコシアカスカシバという蛾です。見事な擬態ですね。





まだ鳥の観察の条件はいまいちですが、園路沿いの昆虫観察は楽しいです。
暑さが控えめな開園直後や閉館間際の時間帯が屋外散策にオススメです。その際には帽子の着用とお飲み物の携帯をお忘れなく。後から来た人がその虫と出会えるように、園内で見つけた虫の採集はご遠慮ください。

(きりぎりす)

2022年7月28日木曜日

[中海周辺の水草展]タヌキモは食虫植物

 日本には、食虫植物はあまり多くありませんが、今回の「中海周辺の水草展」では、その一種であるイヌタヌキモを展示しています。

水中に浮かぶ姿がタヌキの尻尾のようなことからこの名前のあるタヌキモですが、

葉にミジンコを捕まえるための捕虫嚢(のう)があることが特徴です。

展示してあるイヌタヌキモを虫眼鏡で見るとこの捕虫嚢(のう)が観察できますのでぜひご覧ください。





[中海周辺の水草展]シラタマモのシラタマは泥の中です

今回の展示の目玉ともいえる「シラタマモ」の展示です。

シラタマモは、長く徳島県の出羽島にしか生育していないといわれていた藻類で、

昨年、米子水鳥公園でも生育しているのが見つかりました。(国内で7カ所目)

今回、これを円柱形の水槽に入れて展示しています。 





















今回、展示してあるシラタマモをよく見ると白い粒が・・・

これをシラタマモの名前の由来と勘違いされている方がいたのですが、
早とちりしないでください。

これはシラタマモがライトを浴びて光合成した結果発生した気泡です。










名前の由来のシラタマ(小球体)は、仮根に付いています。

シャジクモでこのような構造があるものは珍しく、

進化的には古いタイプと言われています。




2022年7月25日月曜日

[中海周辺の水草展]水面まであともう少し!

水面まであともう少しです。













米子水鳥公園で開催中の「中海周辺の水草展」で展示中の

ヒルムシロの浮葉が、あともう少しで水面に顔を出せそうです。 

今回展示しているヒルムシロは、鳥取県内でジュニア・レンジャーの汐田君に採集して来てもらったものです。浅いところに生えていたため水槽に植えると水面に浮かんでいたはずの浮葉が水中に沈んでしまいました。しかし、移植されて3日間のうちに懸命に葉柄を伸ばし、あと数センチで水面に届きそうです。「頑張れー」と応援したくなります。               野外に生育するヒルムシロも大雨が降った後には、こんな風に葉柄を伸ばしているのでしょう。

ポタちゃん


追記

7月26日朝出勤するとついにヒルムシロの浮葉が水面に到達していました。










「中海周辺の水草展」は

#みなもかん さんと

共催で実施しています。




2022年7月24日日曜日

[中海周辺の水草展]ミズオオバコの花が咲きました!


 








昨日から米子水鳥公園で開催している「中海周辺の水草展」ですが、

今日は展示している水草の[ミズオオバコ]の花が咲きました。

ミズオオバコは水草ですが、花を空中に出して花を咲かせます。

昨日までは、花茎は水中で横になって寝ていたのですが、今朝になって花が水面に顔を出しました。

花は、一日でしぼんでしまい、花茎は水中に戻ってゆきます。

まだこれから咲く花芽がありますので、ご来館の際はミズオオバコの花が咲いていないかチェックして下さい。



朝はまだ、つぼみでした。




花の中に水が入らないように花だけ水面に顔を出して花を咲かせます。



※今回の展示は、「みなもかん」さんと共催で実施しています。



追記
翌日(7月25日)に観察するとやはり花弁はもうなくなっており花柄は水の中でした。




2022年7月23日土曜日

メジロガモ再登場!

13:00頃、ネイチャーセンターから600mくらい先にメジロガモのオスが1羽いました。先月確認された個体と同じなのかな?もしかしたら、水鳥公園周辺に滞在していて、時々園内に入ってきているのかもしれません。










ホシハジロと並ぶと一回り小さく見えます。












13:30頃、上空をミサゴが魚を持って舞っていました。















空から聞こえる、「ピヨ、ピヨ、ピヨ…」という、ヒヨコのような可愛らしい声は、ミサゴの声です。勇ましい外見からは想像できない可愛らしい声は、ギャップ萌えですね。












16:15頃、ネイチャーセンターから300mくらい先にカイツブリの幼鳥が2羽いました。顔にまだ縞模様が残っているので、園内で生まれ育った子かな?ネイチャーセンターから見える範囲には子育てが順調な巣は確認できていないので、見えない場所で子育てをしていた巣があったのかもしれません。











現在、園内の主役である昆虫たち。今日は樹液にカブトムシが多く集まっていて、バキバキと音を立てながら激しく争っていました。



明日の夜は、「樹液に集まる虫を観察しよう!」を開催します。
参加者の皆さんにはぜひ、このような光景をご覧いただきたいです。

(きりぎりす)