2022年8月13日土曜日

早くもエゾセンニュウ飛来!

7月31日から始まった、秋の鳥類標識調査で、

本日、エゾセンニュウが今季初確認されました。


エゾセンニュウ 性不明・幼鳥。











4年連続です。

しかし、これまで捕獲されたのはすべて幼鳥で、

成鳥はまだ未確認です。

ところで、

この個体はこれまでに捕獲された中で最小でした。

自然翼長が64.5mmで、

エゾセンニュウの値とかけ離れていたのですが、

どういうことでしょう?


そして、

今日の調査で最注目だったのがこちら。

ヒクイナです。

声は聞こえていたのですが、

姿を確認できたのは今年初めてです。


性不明・成鳥。虹彩の赤がとても鮮やかです。











そして、性不明・第1回夏羽。

成鳥と比べると、色の鮮やかさに欠けます。







今回の注目ポイントは、

成鳥と第1回夏羽が同時に捕獲されたことです。

体色の違いが比較できて、大変興味深かったです。

また、第1回夏羽の方が成鳥よりも体が大きく感じられました。


今日の調査結果:
2022年8月13日(土) 明け方雨、のち晴れ
・エゾセンニュウ N1 4年連続!小さすぎるのが気になる。
・ヒクイナ    N2 2羽同時に捕獲されたのは初めてかも?
・オオヨシキリ  N1 
・セッカ     N2
以上、4種類、5羽(すべて新規)。

それにしても、この時期のレギュラーであるシマセンニュウがまだ捕獲できません。シマセンニュウよりも先にエゾセンニュウが捕獲されたのもビックリです。

(きりぎりす)

2022年8月10日水曜日

[中海周辺の水草展]リュウノヒゲモの花が水面に顔を出しました

ちょうど残り2週間となった「中海周辺の水草展」です。
ついに、リュウノヒゲモの花が水面より上に顔を出しました。
リュウノヒゲモは強い光が必要な植物で、室内ではうまく花が咲かないと考えていましたが、水槽の環境に対応できたようです。












リュウノヒゲモは、「虫媒花」と違い花弁が目立たない地味な花です。これは花粉を運んでもらう方法が、水面に花粉を浮かべて水に運んでもらう「水面媒」という方法をとるため虫たちにアピールする必要がないからと言われています。


リュウノヒゲモは、根に塊茎という球根のようなものを作り、それが冬に水鳥たちの餌になることが有名な植物です。




 

2022年8月7日日曜日

[中海周辺の水草展]ヒメシロアサザの花が咲きました

中海周辺の水草展も開期の半ばとなってきました。

今朝、水槽の様子を一通り見てみると、

ヒメシロアサザのつぼみが水面に出ていました。





 








鳥取県では絶滅してしまったヒメシロアサザですが、このような直径1cmにみたない小さな小さな花をつけます。見つけた「つぼみ」は数mmの大きさで見落としてしまいそうです。


番外編

ボランティアの方からハスの花を玄関においていただきました。今日だけの展示です。

花が咲いているのは、午前中だけです。




2022年8月6日土曜日

祝!バードカービング米子の西村さんが 境港市美術展覧会で市展賞

米子水鳥公園には「バードカービング米子」というサークルがあり、月に3回程度、教室を行っています。ここでは、多くのバードカービングの作品が生み出されています。

今回はそのメンバーである西村信次郎さんの作品が「第53回境港市美術展覧会 彫刻部門」で「市展賞」を受賞しました。
大変名誉なことで、水鳥公園としてもうれしい限りです。










記念の盾を持つ西村さん


作品は下記の展示会で見ることができます。

「第53回境港市美術展覧会 彫刻部門」

主  催:境港市・境港市教育委員会
日  程:2022年8月6日(土)~8月10日(水)
     午前10時~午後6時(ただし、10日は午後5時まで)

会  場:境港市民交流センター
料  金:無料
問合せ先:境港市教育委員会事務局生涯学習課文化体育係
     TEL 0859-47-1093

2022年8月4日木曜日

[中海周辺の水草展]いつの間に?水槽の中に稚エビがいる!

開幕から早くも10日が経ちました

「中海周辺の水草展」です。


淡水の水草を植えている水槽をよく見ると、

開幕時にはいなかった3mm程の稚エビが、

親エビに混じってたくさん泳いでいます。


流されないように水草の陰に隠れながら、

藻を一生懸命食べています。









このように水草は、産卵場所になったり、

まだうまく泳げない稚魚や稚貝の

大切な住処になったりします。


そのため、水の中の生物たちの「ゆりかご」と

呼ばれることもあります。


普段見ることができない、

水中に生育する水草を紹介する

「中海周辺の水草展」は、

2022年8月24日まで開催しています。


この展示会は「みなもかん」と共催で

実施しています。

秋の渡りの始まりを実感!

ソリハシシギとコアオアシシギを今季初確認しました。

もう秋の渡りが始まっています!


ソリハシシギ











コアオアシシギ









今後、シマセンニュウやオオジシギも見られるかな?

楽しみです。


(きりぎりす)

2022年8月3日水曜日

どれが親鳥でしょう?

ネイチャーセンターの目の前にカルガモの親子がやってきました。

ヒナが7羽います。

今季に確認された親子の中で、

最も頻繁にネイチャーセンター前にやってきてくれた親子かな?


親子といっても、

ヒナたちはもう親鳥と見分けがつかないくらいに立派に成長しています。


さて、ここでクイズです。

この写真の中で、どれが親鳥でしょう?













分かりましたか?

ヒントは、羽毛の鮮度です。








正解は、右から3羽目でした!

立派に成長したヒナたちは、生えたての新鮮な羽毛を身にまとってピカピカですが、親鳥は厳しい子育ての中で羽毛が退色・摩耗し、見た目がボロッとしています。まるで、子育て疲れが現れているようですね。

やがて、羽毛が生えそろって飛べるようになった幼鳥たちは、親鳥の元を離れて独立し、親子は解消されます。

その一方で、まだ小さなヒナを連れた親子もいます。

カルガモの親子が見られる時期は、残りわずかです。

(きりぎりす)