2024年10月11日金曜日

ノゴマ順調に増加中&今季初の鳥たち

本日行いました鳥類標識調査で、
ノゴマが順調に増えていることが確認できました。

喉の鮮やかな赤がまぶしいノゴマ雄・成鳥。















とっても地味なノゴマ雌・第1回冬羽。















時々見られる、
喉がちょっと赤いノゴマ雌・第1回冬羽。
















ノビタキの雄・第1回冬羽も捕獲できました。
















今季初のメボソムシクイ上種・性不明・幼鳥。
初列風切第10羽が長めなので
メボソムシクイっぽいのですが、
決め手に欠けるので「メボソムシクイ上種」とします。
→自然翼長、ふしょ長、全頭長、PC-P10長から
解析した結果、2羽ともメボソムシクイの雌である
可能性が高いことが分かりました。
















こちらも今季初のアオジ雌・第1回冬羽。
こんなに黄色みがない個体は初めて見ました。















今日の鳥類標識調査結果:
・コヨシキリ     42羽(うちR1)
・シマセンニュウ   3羽
・セッカ       2羽
・メボソムシクイ上種 2羽 今季初!
・ノビタキ      1羽
・アオジ       1羽 今季初!
・ノゴマ       6羽
以上、7種・57羽(うち再捕獲1羽)


今朝も早朝からコハクチョウの初飛来見張りをしました。
コハクチョウ初飛来日クイズで
今日の飛来を予想した方が最も多かったのですが、
まだ飛来していませんでした。5:52撮影。















お昼になっても、まだコハクチョウが来ません。
奥に見える黄緑色のものは池の底から水面に突き出た藻、
写真下半分の黒っぽい部分は、水底に茂る藻です。
12:47撮影。
















つばさ池の奥に群れるカモたち。
ネイチャーセンターの近くに寄ってこないのは、
池の中央を覆いつくしている藻のせいかな?
12:47撮影。
















ネイチャーセンター前浜の浅瀬では、
藻の隙間にメダカがたくさん泳いでいるのが見えます。
12:48撮影。















藻に覆われていない水底には、ビリンゴもたくさん見えます。
つばさ池の水面で熱心に採食している
コサギやクロハラアジサシたちは、
これらの小魚を狙っているのでしょう。
12:49撮影。
















昨日、琵琶湖にもコハクチョウが飛来したそうですが、
ここにまだ到着していないのは意外でした。

昨年の初飛来は10日だったので、
今年は遅れ気味ですね。

(きりぎりす)