2022年3月4日金曜日

今日の鳥の様子20220304

近頃、天気が良くても遠景が霞み、大山がきれいに見えません。春霞ですね。カモの数は少なめですが、観察に困るほどではありません。15:49撮影。










15:47。今日も一日中コハクチョウが6羽いて、500m先の半島の裏側でくつろいでいました。










13:40、水鳥観察桟橋に立っていると、すぐそばの枯れヨシにオオジュリンが飛んできてとまり、カイガラムシ探しをはじめました。











ところで、明日から13日(日)まで、米子市児童文化センターで、出張展示会「中海の生きもの展-ヨシ原の住民たち-」を開催します。ここでは、このオオジュリンが食べている「ビワコカタカイガラモドキ」を、実際に枯れヨシから探すことができるコーナーがあります。ぜひ、オオジュリンの気持ちになって、枯れヨシの皮をめくってビワコカタカイガラモドキ探しを体験してみて下さい。

今みられるオオジュリンは、オスは頭が黒っぽくなっています。この個体はオスですね。



















15:08、水鳥観察桟橋の向かいの岸辺にクサシギがいました。近頃は時々見かけます。











15:12、メダカ池のほとりでキジバトが2羽で仲良く食べ物探しをしていました。この2羽はつがいなのかな?微笑ましい光景です。もうまもなく繁殖期になるので、近頃はつがいで行動している野鳥を多く見かけます。











17:20、ネイチャーセンター前にやってきたツクシガモの番い。昨日もつがいが1組近くにやって来たけれど、同じペアかな?オスの額には大きくコブが盛り上がっています。雌雄同じ模様ですが、オスの方がより色鮮やかで、体も一回り大きいです。今季は最多で27羽確認されていますが、今日は18羽でした。












18:11にマガンが帰ってきました。今日は1群れだけで約370羽でした。いつもならもう1群れ遅れて帰ってきて、合わせて500羽近くになるのですが、帰って来なかった分はもう旅立ったのかな?


















18:24、コハクチョウも帰ってきました。










18:28の風景。18:34までにコハクチョウは74羽確認できました。明日の朝は何羽いるかな?










コハクチョウの北帰行は今月20日ごろまでに終わる見込みですが、この春はいまだに水鳥公園に渡りの群れが集まって来ず、とても寂しいです。近頃は、他地域から旅立った群れが米子市街地のあちらこちらで確認されているのに、水鳥公園から旅立つ群れがほとんどいないので、水鳥公園では北帰行の進捗状況の実感がありません。今後一週間くらいの間で、今季最後の賑わいが見られたらいいですね。

(きりぎりす)