2022年3月19日土曜日

標識タシギと3年5か月ぶりに再会!

ネイチャーセンターの目の前の岸辺には、いつもタシギが数羽いるのですが、今日、その中の1羽に足環が付いているのを常連のお客様Tさんが発見し、教えてくださいました。

足環が付いているタシギ。14:00撮影










せっかくTさんが教えて下さったので、超望遠撮影で足環番号の判読に挑戦しました。

まずは、「4067」










続いて、「406」











最後に、「5B64」







読めた番号を合わせると、
5B-64067
となりました。判読成功です。

過去に米子水鳥公園で標識した鳥の記録からこの番号を調べたところ、2018年10月28日に性不明・幼鳥として標識放鳥された個体でした。およそ3年5か月経っておりますが、標識後も元気な姿で米子水鳥公園で再会できて、とても嬉しいです。

通常、野鳥に付けられた足環の番号を読むには、再捕獲しなければいけません。しかし、今回のように再捕獲せずとも、遠くから写真撮影して番号が読めるならば、鳥への負担もないのでそれに越したことはありません。またひとつ、貴重な標識鳥の回収記録が得られました。教えて下さったTさん、ありがとうございました。

(きりぎりす)