2022年10月23日日曜日

ズグロカモメ初認!

今朝の風景。周辺のあちらこちらで焚火が行われていたので、煙が漂い視界不良でした。8:24撮影。
















開館準備でロールカーテンを開けると、ネイチャーセンター南側のヨシ原の縁にノゴマが現れました。このノゴマには足環がついていて、尾羽が全て抜けていてヤブサメのような体形になっていました。そういえば、21日に行った鳥類標識調査で、捕獲時に尾羽がなかった個体が1羽いたので、もしかしたらその個体かもしれません。8:26撮影。















近頃、ネイチャーセンター南側のヨシ原によくスズメがやってきます。8:30撮影。
















イシミカワの実を食べに来たスズメ。イシミカワの実がこんなにも小鳥に人気だとは知りませんでした。これは成鳥かな?8:30撮影。
















イシミカワの実を見つめるスズメ。これは幼鳥ですね。8:40撮影。
















桟橋で鳥を観察していると、全身茶色で無地なチュウヒが現れました。こんなにも模様がないチュウヒはあまり見かけません。9:20撮影。
















このチュウヒが突然、桟橋南側のヨシ原に急降下して、しばらく出てきませんでした。おそらく獲物の捕獲に成功して食べていたのでしょう。9:20撮影。















9:22に南西方向からマガンの25羽の群れが飛来しました。
大山を背景に降下する群れ。9:22~9:25撮影。






























しかし、すぐに11羽が南西へ飛び去ってしまいました。私の頭上を通過していったマガン。9:28撮影。



















今日はマガンの出入りが数回あり、14:00には21羽いました。そして、15:13に全て飛び去りました。


私が桟橋で鳥を見ていた目的は、今季初飛来したズグロカモメの撮影でした。桟橋右手の水域を飛び回って採食していた、ズグロカモメの第1回冬羽。9:36撮影。





























お昼前には視界がよくなり、今日も晴天の中、昼間にコハクチョウがネイチャーセンター前に集まってくれました。11:34撮影。





500m先のマガン半島でくつろいでいるコハクチョウとマガン。よく見ると、コハクチョウの群れの中にコブハクチョウが1羽紛れています。昨日の、コハクチョウと仲良くなりたい個体かな?12:13撮影。




次のお正月に開催するドングリコマ回し大会に向けて、園路沿いのシバザクラ花壇でドングリ拾いをしていると、とても愛想が良いジョウビタキがいました。6mくらいの距離でも逃げませんでした。13:34撮影。





この個体以外にも、ネイチャセンター南側にもう1羽ジョウビタキのオスがいて、一日中「ヒッ…、ヒッ…」と賑やかに鳴いていました。この個体もノゴマやスズメと同様に、イシミカワの実を食べにやってきます。


今日も一日中園内にコハクチョウが100羽くらいいましたが、夕方になるとソワソワし始めるのはいつもどおりです。15:30~16:00の間に続々と南西方向へ飛び去って行き、園内に残ったのは10羽だけでした。
15:34~15:35撮影。

右手の岸辺に見えるウラギクの池で佇む茶無地のチュウヒ(左奥)。何時間もこの場所でじっとしていました。16:36撮影。

ずっと動かなかった茶無地のチュウヒが飛び立ち、ネイチャーセンターの真上を通過して北西に飛び去りました。おそらくねぐらに帰ったのでしょう。そのうが大きく膨らんでいるので、午前中に仕留めた獲物をお腹いっぱい食べた後、ウラギクの池でずっと休んでいたようです。16:40撮影。



500m先のマガン半島の先端に、白くて大きな鳥がパラパラと舞い降りてきたので、コハクチョウかと思って望遠鏡を覗いたら、ダイサギの群れでした。珍しい光景です。16:41撮影。



ネイチャーセンター北側のヨシ原が窪んでいるところに集まるシラサギ類。近頃、夕方になると池の北岸の樹上にねぐら入りするシラサギ類が増えています(写真奥に見えます)。17:22撮影。


閉館時間が近づくにつれて、急速に暗雲が立ち込め、雨が激しく降り始めました。
17:29撮影。

雨に打たれるコハクチョウ。17:30撮影。

雨に打たれるカモたちが、左斜め上を見ているのがお判りいただけますでしょうか。鳥たちは、大雨に打たれると雨粒が降ってくる方向を向く傾向があります。17:30撮影。


やや雨が弱まった17:45ごろ、続々とコハクチョウがねぐら入りしました。

ここ数日はお天気がよく、昼間にネイチャーセンター前にコハクチョウが群れるという、ぜいたくな状況が続いておりましたが、いつまで続くでしょう?
来週もこの状況が続くといいですね。

(きりぎりす)