2022年10月5日水曜日

噂をすれば影が差す

もうそろそろ、昨年のコハクチョウ初飛来日が迫ってきました。まだ到着していませんが、今日北海道と新潟から初飛来の便りが届いたので、もう間もなくやってきそうです。

「今年はまだオシドリが来ないの?」と常連のお客様から尋ねられて、「もうそろそろ来る頃ですけど。もしかしたら、今いるんじゃないですか?」とお話ししていたら、本当にいました。ビックリ!


今年の初オシドリ3羽。すべてオス。第1発見時は500m先のマガン半島の岸辺でしたが、チュウヒが飛来したため、カモが驚いて飛び交って見失い、いつの間にかネイチャーセンター左手の岸辺に移動していました。










カモ類がどんどん増えています。これまでエクリプスばかりだったホシハジロが、いつのまにか生殖羽に換羽した美しい個体がたくさんいました。











マガモとヒドリガモ、ヨシガモなどの群れ。











今日もシギ類は健在です。

右手に見えるシギ島にいたツルシギとアカアシシギ。










今日のシギ類は、ツルシギ2,アカアシシギ1,コアオアシシギ3,アオアシシギ3,イソシギ1,エリマキシギ1がいました。


ネイチャーセンター横のネムノキで賑やかに鳴くモズ。どうやらこのメスは、ネイチャーセンターのすぐ横に縄張りを構えたようです。












私の仕事机の約5m横にとまったキジバト。このキジバトがとまった浄化槽の上は、意外と鳥に人気で、ハクセキレイ、キジバト、ヒヨドリ、イソヒヨドリがよくとまり、時にはハシブトガラスもやってきます。ガラス越しならば至近距離で観察できますが、窓を開けると逃げてしまいます。







近頃、園内北岸の樹上をねぐらとするシラサギ類が増えています。
17:00撮影。

















18:03撮影。









シラサギ類のねぐらを観察していたら、マガンが帰ってきました。10/1に2羽を初認後、もう22羽に増えていました。暗すぎて撮影はできませんでした。

シラサギ類がねぐら入りする一方で、ゴイサギたちは活動開始です。あちらこちらからゴイサギの「クワッ!」という声が鳴り響きます。


さて、明日の朝、コハクチョウはいるでしょうか?

もしもいたら、開園以来の最早記録の更新となります。コハクチョウ初飛来日クイズ2022も、いよいよ佳境です。

(きりぎりす)