今朝のネイチャーセンター前の風景。今日はコハクチョウが約60羽居残ってくれましたが、ネイチャーセンター前には集まってくれませんでした。9:27撮影。
今日のヘラサギ。朝のうちは150m先のウラギクの池近くにいたのですが、何かに驚いて500m先のマガン半島に移動して以降は、近くに寄ってきてくれませんでした。
ウラギクの池そばの板壁にとまるヘラサギ。9:26撮影。
コハクチョウがいなくて寂しかったネイチャーセンター前に、右手からコハクチョウが少しだけやってきてくれました。この時に来館されたお客様は幸運でした。12:18撮影。
10:07にマガンが午前中のねぐら入りに飛来しました。
そして、マガン半島で夕方までのんびり休憩。10:13撮影。
15:45に午後の採食に出発するマガンの群れ。真ん中にヒシクイが1羽います。ここ数日、このマガン51羽とヒシクイ1羽の群れは、数が変わっていません。
居残りコハクチョウたちも、次々と夕食に出発。15:49撮影。
16:01撮影。
そして16:40には、園内のコハクチョウは2羽だけになりました。
この時期はまだ暖かいので、コハクチョウたちはあまり食べなくても良いようで、午後まで採食に出かけない個体が多くいます。そのため、天気が良い日は早起きしなくても、園内でコハクチョウを観察できる機会があります。しかし、11月になって寒くなってくると、居残るコハクチョウはいなくなります。昼間に園内でコハクチョウが観察できるのは、まだ寒くない10月下旬から11月上旬ならではです。
ねぐらに帰る、頭が白いチュウヒ。16:04撮影。
降下するオナガガモの群れ。16:04撮影。
こちらはカルガモの群れ。マガモのペアも混じっています。16:05撮影。
今日はノゴマは現れませんでした。もう次の目的地へと旅立ち、渡りは終了のようです。
コハクチョウのねぐら入りは17:40から始まり、マガンのねぐら入りは17:45でした。
今日行われた鳥類標識調査で、また今季初標識の鳥が2種類ありました。
ウグイス オス・幼鳥。
近頃急に園内で増えてきたので、渡ってきているようです。
ホオアカ オス・幼鳥。今季初認。
園内では見かけることはほとんどなく、鳥類標識調査でのみ確認される鳥です。
今日の調査結果
・オオジュリン N16
・ジョウビタキ R1(昨日標識した個体)
・ウグイス N1
・ホオアカ N1
・コヨシキリ N1
以上、5種類・20羽(うち再捕獲1羽)
そろそろオオジュリンの群れが入ってくる頃なのですが、まだその気配がなく、捕獲数が伸びません。カモ類の渡りも低調で、数が増えません。
(きりぎりす)