この春、園内のJr.レンジャーの森には、毎日のように珍鳥が現れています。そろそろ春の渡り鳥が落ち着いてきたかな、と思っていたところ、今日も珍鳥が出ました。マミチャジナイです。常連のT和さんが11:00過ぎに発見して教えてくださいました。
団体様のご案内が2件終わってから現地に行ったところ、確かにいました。昨年秋にネイチャーセンター玄関前で遺体を発見したのが園内初記録で、これが2例目です。次こそは元気な姿で会いたい、という希望がようやく叶いました。
ところが、大変警戒心が強くて手ごわかったです。ほとんどの場合、先にこちらの気配に気づいて飛び去ってしまうのです。森の中にいるマミチャジナイは、周囲に羽色が溶け込んでいて全く目立ちません。
私の接近に気づいて飛び去った先で、茂みから顔を出してこちらの様子を伺うマミチャジナイ。大変用心深いです。
このように、周囲とのコントラストがほとんどなく、姿を見つけるのは難しかったです。
それでも頑張りまして、ようやく証拠写真が撮れました。情報提供いただきましたT和さん、いつもありがとうございます!
マミチャジナイと格闘中?に、偶然目の前に現れたノゴマのオス。以前ご紹介した時と同じ場所に潜んでいました。同一個体なのかな?相変わらず茂みから出てきてくれませんでした。
一方こちらは、昨日災難に見舞われたカイツブリの巣。
一番左の巣(昨日のブログに掲載したカラスに襲われている巣)は放棄していました。
左から2番目の巣は、襲われた巣(写真左)のすぐ右横に新築中。これって、引越しした意味があるのかな?
右手の杭の列に作られた巣。ここは襲われていませんが、なぜか床上浸水状態で卵が無くなってました。それでもあきらめずに巣を立て直そうとしています。
ネイチャーセンター前浜には、今日もオグロシギとアオアシシギがいました。
オグロシギ。今日はいじめられませんでした。