近頃、水鳥公園初記録の鳥の確認が相次いでいます。今日もまた1種類、初記録の鳥が現れました。
サシバです。里山環境を代表するタカで、米子水鳥公園は生息環境の条件に合わないのですが、渡りの途中に通過しているところを常連のK藤さんが発見、撮影してくださいました。
12:45ごろ、北から南方向へ上空を通過していったサシバ。
写真提供:K藤さん
水鳥公園にサシバが現れるならば、今後ハチクマも上空を通過する日が来るかもしれませんね。
また、今季あまり種類が増えてこないシギ類の中で、オグロシギが5羽現れました。
15:24、ハマシギの群れと一緒に池の上を飛び交うオグロシギ5羽。
ハマシギの群れが先にネイチャーセンター前右手の小島に着陸。
そして、やや遅れてオグロシギも同じ島に舞い降りました。オグロシギは飛んでいる姿がとても美しいです。
そして、本日の締めくくりはこちら。アカエリヒレアシシギ18羽の群れです。
14:45撮影。その後夕方まで池を泳ぎ回っていました。2018年10月以来の記録で、群れでの飛来は2011年5月(最大65羽)以来10年ぶりです。
今日は風が強かったので、水鳥公園に緊急避難してきたのかもしれません。
この春は、園内ではなかなか見られない鳥が続々と現れるので、とても面白いです。
次はどんな鳥が現れるかな?
コハクチョウの吉田さんは、今日も一人ぼっちでした。
(きりぎりす)