2024年10月12日土曜日

コハクチョウ初飛来日クイズ2024正解者発表!

コハクチョウ初飛来日クイズ2024の結果を発表します。

正解した方のお名前とお住まいの都道府県は、次のとおりです(敬称略)。

鳥取県:栗之丸裕絃、山田晴美、中原義之、増田紳哉、橋本大翔、おおばゆずき、宅野俊一、長谷川義久、今津修子、松田理咲、おかやまこう、澤野美咲、たかやまなか、長澤暁、景山博美、尾崎智久、奥田令子、重村柚莉、美馬智雄、谷敷喜生、山﨑奈美、岩坂りのん、舩越巧眞、小山ぜん、大西教文、成瀬結輝、椿真理、坂田結衣、坂田志織、小谷まどか、三田さとみ、木谷颯汰、上田誠子、田中勝規

島根県:荒川奏愛、佐伯憲男、平本安雄、水谷洋、西谷公、西谷麻耶、石原卓己、芦原正文、佐藤誉志雄、須田久美子、須田純平

岡山県:藤村輝、三宅俊良、鷲江鮎菜、岡崎佳子

広島県:中本和子、中谷浩丈、田中直恵、植田稔

兵庫県:大永さゆり、時実敏昭、

大阪府:中森大地、西野幸雄

徳島県:山本智章

愛媛県:今橋浩美

東京都:荒川悠

以上、正解された方は60名でした。
青字の方は、羊毛フェルトのコハクチョウ当選者です。
おめでとうございます!
プレゼントの発送はこれから順次進めてまいりますので、
到着まで少々お時間をくださいませ。

応募者は351名で、
最も予想者が多かった日は10/11の62名、
今日は2番目に予想者が多い日でした。











いよいよコハクチョウシーズンが始まりました。
これから11月下旬まで、
どのくらい数が増えてくるか楽しみです。

(きりぎりす)

やっときましたコハクチョウ!

今朝もコハクチョウの姿がなく、初飛来は明日以降か、
と思われましたが、11:30頃に正面から飛んできました。
その場にいたお客様全員が第1発見という、
珍しい初飛来の確認となりました。

つばさ池に降下してきた今季初のコハクチョウ9羽。
11:35撮影。















しかし、降りずに右旋回して高度を上げる
コハクチョウたち。11:35撮影。















ネイチャーセンターに向かって飛んできた
コハクチョウたち。11:39撮影。















しばらく周囲を旋回していましたが、
結局降りずに南西へ飛び去りました。
11:40撮影。















園内に降りなかったので、
なんだかスッキリしない初飛来となりました。


午後、再びコハクチョウの群れが南から飛来。
先ほど南西に飛び去った群れと同じと思われますが、
成鳥が1羽増えていました。
13:27撮影。















3羽が着水体制に入りました。13:28撮影。















ついに今季初着水!これで正真正銘「初飛来」です。
13:28撮影。















残る7羽は、先ほどと同様、
降りようとはしましたがキャンセル。
何が気に入らないのかな?13:29撮影。















そのまま南東へ飛び去ってしまいました。
13:31撮影。















なぜコハクチョウが園内に降りるのをためらうのか、
とても気になります。
池の中央に大量に茂っている藻でしょうか。
それとも、怖いコブハクチョウかな?

(きりぎりす)

今朝の水鳥公園










2024年10月12日

今朝(6:30 a.m.)もコハクチョウが飛来していないか
観察に来ました。

コハクチョウはまだ飛来しておらず。

紛らわしいのですが、目の前のカモ島で
コブハクチョウが眠っていました。


ポタチャン

2024年10月11日金曜日

ノゴマ順調に増加中&今季初の鳥たち

本日行いました鳥類標識調査で、
ノゴマが順調に増えていることが確認できました。

喉の鮮やかな赤がまぶしいノゴマ雄・成鳥。















とっても地味なノゴマ雌・第1回冬羽。















時々見られる、
喉がちょっと赤いノゴマ雌・第1回冬羽。
















ノビタキの雄・第1回冬羽も捕獲できました。
















今季初のメボソムシクイ上種・性不明・幼鳥。
初列風切第10羽が長めなので
メボソムシクイっぽいのですが、
決め手に欠けるので「メボソムシクイ上種」とします。
→自然翼長、ふしょ長、全頭長、PC-P10長から
解析した結果、2羽ともメボソムシクイの雌である
可能性が高いことが分かりました。
















こちらも今季初のアオジ雌・第1回冬羽。
こんなに黄色みがない個体は初めて見ました。















今日の鳥類標識調査結果:
・コヨシキリ     42羽(うちR1)
・シマセンニュウ   3羽
・セッカ       2羽
・メボソムシクイ上種 2羽 今季初!
・ノビタキ      1羽
・アオジ       1羽 今季初!
・ノゴマ       6羽
以上、7種・57羽(うち再捕獲1羽)


今朝も早朝からコハクチョウの初飛来見張りをしました。
コハクチョウ初飛来日クイズで
今日の飛来を予想した方が最も多かったのですが、
まだ飛来していませんでした。5:52撮影。















お昼になっても、まだコハクチョウが来ません。
奥に見える黄緑色のものは池の底から水面に突き出た藻、
写真下半分の黒っぽい部分は、水底に茂る藻です。
12:47撮影。
















つばさ池の奥に群れるカモたち。
ネイチャーセンターの近くに寄ってこないのは、
池の中央を覆いつくしている藻のせいかな?
12:47撮影。
















ネイチャーセンター前浜の浅瀬では、
藻の隙間にメダカがたくさん泳いでいるのが見えます。
12:48撮影。















藻に覆われていない水底には、ビリンゴもたくさん見えます。
つばさ池の水面で熱心に採食している
コサギやクロハラアジサシたちは、
これらの小魚を狙っているのでしょう。
12:49撮影。
















昨日、琵琶湖にもコハクチョウが飛来したそうですが、
ここにまだ到着していないのは意外でした。

昨年の初飛来は10日だったので、
今年は遅れ気味ですね。

(きりぎりす)

2024年10月9日水曜日

鳥たちの杭取りゲーム

今朝もコハクチョウの初飛来を見張りましたが、
飛来しませんでした。

一方、近頃毎日飛来するクロハラアジサシ。
今日は成鳥と幼鳥が各1羽現れました。

カワウで賑わっていた前浜左手の5本杭の空きに、
成鳥がとまりました。9:06撮影。











幼鳥も杭にとまって休みたい。でも、空きがない!
カワウのそばを飛んだら怒られました。
9:07撮影。

















成鳥がとまっている杭を狙うも、
やっぱりどいてくれません。
9:07撮影。

















そして、またカワウにも怒られてしまいました。
9:08撮影。

















しばらく5本杭の周囲をぐるぐると飛び回っていた幼鳥が、
ついに実力行使に出ました。
成鳥が威嚇するのをお構いなしに突進!
9:08撮影。

















やむなく杭から飛び立った成鳥。9:08撮影。


















ついに杭の横取りに成功した幼鳥。
一方、立場が逆転してしまった成鳥(右上)。
9:09撮影。
















前浜にユリカモメの幼鳥集団が降りていました。
珍しい風景です。
今日は北東の風が強く、
鳥たちはみんなネイチャーセンターに
背を向けていました。9:18撮影。

















杭取りゲームを繰り広げていた
クロハラアジサシの成幼コンビが、
前浜の丸木柵にとまりました。9:20撮影。

















大あくびをするクロハラアジサシ幼鳥。
上くちばしの根元が上に曲がることがよく分かります。
9:23撮影。

















伸びをしてから採食に出発しようとする幼鳥。
9:23撮影。

















杭の上でくつろぐ成鳥。
成鳥冬羽はあまり見られないので貴重です。
9:26撮影。

















伸びをする成鳥。肩羽に幼羽がないことに注目。
9:29撮影。
















水面を覆う藻の上を飛び回って採食するユリカモメたち。
やはり藻の下に獲物がよくいるらしいです。

獲物を捕らえても、一緒に口に入ってくる藻を
振り払うのに苦労していました。
この時は、藻を振り払った際に、
せっかくとらえた獲物を落としてしまいました。
9:27撮影。
















9:29撮影。
















コハクチョウの初飛来に注目している時期に
園内にいると紛らわしいコブハクチョウ。
近頃、成鳥1羽がよくいます。9:30撮影。

















粟嶋神社を背景に飛ぶクロハラアジサシ成鳥冬羽。
脇に黒い夏羽が少し残っていますが、
腹は真っ白な冬羽に換羽しています。
12:42撮影。

















ネイチャーセンターから500mより先に群れるカモたち。
ヒドリガモが最も多く、池の突き当り(東端)には
キンクロハジロとホシハジロも多数いました。
いつもはネイチャーセンター前に群れるオナガガモが、
今季は池の中央に群れています。12:45撮影。














今日もオシドリが1羽いました。
いつもアカミミガメが並んで甲羅干しをしている
丸太の右端に佇む雄。
16:27撮影。

















明日から晴天になる予報ですが、
そろそろコハクチョウがやって来るかな?

(きりぎりす)

2024年10月8日火曜日

オシドリがいました

 今日も雨の米子水鳥公園です。

休館日ですがコハクチョウが飛来していないか確認に来ました。

新潟までは来ているとのことでしたが、まだ来ていませんでした。

雨の日にコハクチョウの初飛来を確認したことはないですが、気になるものです。


既に渡ってきたヒドリガモや、オオバン、ハジロカイツブリが、雨の降る中、懸命に採餌していました。










ヒドリガモの群れの中に気になる鳥がいたので望遠鏡でのぞくとオシドリでした。

じっと覗いていると、気配を感じたのかこの三羽だけが飛び去ってゆきました。


(ポタちゃん)











一瞬、コハクチョウが来ていると思ったのですが、九月からいついているコブハクチョウでした。


2024年10月6日日曜日

ノゴマ到着!

今朝行われた鳥類標識調査で、
今季初めてノゴマが捕獲されました。

今季初のノゴマ雄・第1回冬羽。















ノゴマよりも驚いたのがこちら。
メジロ性不明・幼鳥。
ごく身近な鳥ですが、園内では過去に4羽しか
標識例がない珍鳥です。















今日の調査結果:
・コヨシキリ   18羽
・セッカ       2羽(R1)
・メジロ       1羽
・シマセンニュウ 38羽
・ノゴマ       1羽
以上、5種類60羽(うち再捕獲1羽)

シマセンニュウ、コヨシキリ共に、
今季の渡りのピークは過ぎたと思うのですが、
この時期にシマセンニュウの捕獲数が
コヨシキリを逆転したのは意外でした。

ノゴマは昨年は10/13が初認だったので、
1週間早く到着しました。
今後、姿を見せてくれるといいですね。

(きりぎりす)

2024年10月5日土曜日

今季初標識の鳥たち

そろそろコハクチョウがやってきそうな時期になりましたので、
早朝から見張りを始めました。

今朝は、ハクチョウの見張りと同時並行で、
鳥類標識調査も行いました。

タシギ性不明・幼鳥。
姿はよく見かけるのになかなか捕獲できず、
今季初標識でした。

















ノビタキ雌・第1回冬羽。
昨日姿を見かけたので捕獲を試みた結果、
1羽だけ捕獲に成功。こちらも今季初標識。















今日の鳥類標識調査結果:
・コヨシキリ   28羽
・シマセンニュウ   7羽
・セッカ       2羽
・ノビタキ      1羽
・タシギ       1羽
以上、5種類39羽。全て新規。

標識数は少なめでしたが、
5種類標識できたことは好成績でした。


今朝のネイチャーセンター前(前浜)風景。
毎朝このようにダイサギが群れて採食しています。
6:12撮影。















シギ島の手前で採食中のダイサギ。
互いにケンカすることなく、
各自で黙々と魚採りに勤しんでいます。
6:14撮影。















前浜北側の柵の内側に群れるダイサギ。
人がいない開館前ならではの風景です。
柵には頻繁にカワセミがやってきました。
6:15撮影。















早朝の前浜の賑わいは、
YouTubeチャンネルでライブ動画がご覧いただけます。

開館すると、前浜に群れていた鳥たちは遠ざかり、
閑散としてしまいました。
これは、館内の人の気配というよりも、
日の出以降、次第に北東の風が強まった
影響の方が大きいと思います。12:34撮影。















つばさ池の水面に隆起している藻の中で、
オナガガモたちが集まって眠っていました。
藻が波を打ち消してくれるので、
波に揺られずにぐっすりと眠れるようです。
12:33撮影。










藻の中で寝ているカモたちは気持ちよさそうですが、
もしここで猛禽類に襲われたら、
藻が脚に絡んで逃げ遅れないかな?

(きりぎりす)