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2025年10月3日金曜日

コヨシキリの渡りピーク!

本日実施しました鳥類標識調査で、
コヨシキリが204羽捕獲できました。

1種類でこれほど多く捕獲されたことは
過去にないかもしれません。
ちょうどコヨシキリの渡りのピーク時に
調査できて良かったです。

本日の調査結果
・コヨシキリ   204羽(うちR5)
・シマセンニュウ 16羽
・ノビタキ    2羽
・コサメビタキ  1羽
・セッカ     1羽(R)
以上、5種類・224羽(うちR6)。
Rは再捕獲です。

本日標識放鳥した、コサメビタキ性不明・幼鳥。
2012年9月27日に1羽標識されて以来、
13年ぶり2羽目の貴重な記録です。
幅広で平たい嘴が印象的でした。
















今日もネムノキにコサメビタキが時々やってきました。
今後その中に、足環付きの個体がいるかもしれません。

(きりぎりす)

2025年10月2日木曜日

秋に争う鳥たち

コサメビタキが、またネムノキにやってきました。
こうしてみると、コサメビタキの羽色は
ネムノキの樹皮に見事に溶け込みます。
空からの天敵に対してのカモフラージュ効果が
あるのかもしれません。9:22撮影。


いつもは無言で虫捕りに励むのですが、
今日はしきりに鳴き声を上げ、緊張気味です。
9:56撮影。



しばらく観察していると、
もう1羽コサメビタキがいました。
この2羽はライバル関係らしく、
激しく追いかけあいを繰り返していました。
採食場所として適しているこのネムノキを
独り占めしようと争っているのかな?

こちらが2羽目のコサメビタキ。
追いかけあいは素早すぎて、
写真に収めることができませんでした。
9:56撮影。















その後もコサメビタキたちは、
ネムノキに時々やってきていました。


カモ島の北側の水面では、
カイツブリも追いかけっこをしていました。

成鳥(左)が幼鳥を追い回していました。
この2羽は完全に敵対しているのではなく、
親鳥が幼鳥を追い払って
自立を促しているように見えました。
成鳥に追われる幼鳥。12:12撮影。
















幼鳥を追う成鳥の目が怖い!12:12撮影。
















8/21以降、園内に居ついているコブハクチョウのつがい。
左が色が淡いポーリッシュのメス、右が通常型のオス。
12:14撮影。




そして9/21以降、コブハクチョウが時々もう1羽
やってくるようになりました。
つがいのオスにとってこの個体は目障りなようで、
今日も追い払いに出動しました。
威嚇姿勢でライバルに突進するオス。
12:20撮影。















ウラギクの池の手前からつばさ池の東奥まで
追い詰めたところ、ライバルが飛び立って
こちらに向かってきました。
池の奥に取り残されたオス。12:30撮影。
















メスがいるカモ島のすぐそばに着水したライバル。
12:30撮影。
















すぐ近くに着水してきたライバルを見つめる、
カモ島のメス。12:30撮影。















当然、はるか遠くに置き去りにされたオスが、
ライバルを追って飛んできました。12:30撮影。


それを見たライバルが、
シギの入り江のほうへ緊急避難。
それを追うオス。
写真手前には、ライバルが右方向へと逃げた
足跡が写っています。12:31撮影。


シギの入り江に追い詰められたライバル。
12:31撮影。


再び飛び立って逃げるライバル。12:31撮影。















つばさ池の東奥へ着水したライバル。
これだけ追われているのに、敷地外へ逃げません。
それほどまでに園内で過ごしたいのかな?12:32撮影。















この後オスは追跡をやめ、
メスが待つカモ島に戻って
落ち着きを取り戻しました。

カブトムシの季節が終わり、
静かになったアキニレの樹液に、
オオスズメバチが集まっていました。
これからの樹液酒場には
スズメバチが集まります。14:25撮影。















今日も昆虫ホテルではオオハキリバチが
大忙しです。
今、昆虫ホテルに産み付けられた
オオハキリバチの卵は、
昆虫ホテルの中で成長して冬を越します。
そして、
来年の夏から秋にかけて成虫となって
昆虫ホテルから飛び出し、
再び産卵のために集まってくる見込みです。
14:26撮影。

















(きりぎりす)

2025年9月25日木曜日

ムナグロ到着&コサメビタキまた現る!

今朝、ウラギクの池にムナグロが2羽いました。
今季初認です。8:37撮影。










つばさ池の岸辺でコガモと一緒にくつろいでいた
シマアジ。
近頃は4羽前後が毎日確認されています。
9:26撮影。
















一昨日の夕方に一瞬だけ現れたコサメビタキが、
今日もネムノキに現れました。14:40撮影。















かなり暗色に見えたことから、
その場ではサメビタキだとご案内してしまいましたが、
目が大きく見えること、目先が白いこと、
嘴が長めで下嘴基部が広く淡橙色であること、
初列風切の突出が三列風切とほぼ同長であることから、
コサメビタキに訂正いたします。
14:46撮影。















ネムノキの枝にとまっては飛び立って
飛んでいる昆虫を捕まえることを繰り返していて、
目まぐるしく居場所が変わり、
枝葉で見通しが悪いことも相まって、
目で姿を追うのが難しかったです。

虫を捕まえて枝にとまったコサメビタキ。
その場ではハチを捕らえたように見えたのですが、
後で写真をよく見ると捕まっていたのは
スカシバガの仲間でした。クビアカスカシバかな?
14:48撮影。















現在、サメビタキ類の渡りシーズンですので、
今後も園路沿いで観察できるかもしれません。
その中で、ネムノキは最重要ポイントかも?

(きりぎりす)

2025年9月23日火曜日

鳥たちに喜んでもらえたボランティア活動

一昨日、環境問題を考える企業懇話会の皆さんに
草刈りをしていただいた岸辺に、
たくさんのカモが上がってくつろいでいました。
カモに気に入ってもらえたようです。8:30撮影。













近頃園内では、普段潜水しない水面採食ガモが、
潜水採食ガモと同等かそれ以上に潜水します。

今日は、シマアジ、ハシビロガモ、マガモ、
オナガガモ、コガモが潜水していました。
これだけ多種の水面採食ガモの潜水が同時に
観察されるのは珍しいです。

潜水採食を繰り返していた
コガモとオナガガモの混群。9:14撮影。












上の写真の一部を拡大。
オナガガモが翼を半開きにして潜水しています。














潜水するオナガガモの連続写真。15:55撮影。




























































企業懇話会の皆さんに整備していただいた、
ネイチャーセンター前の砂浜に、
ハシボソガラスがやってきてゴカイを食べていました。
ボランティアさんが作ってくれた砂浜は、
カラスにも好評です。15:56撮影。
















今の時期に出会うカラスの成鳥は、
みんな首から上の羽毛がボロッとしています。
首から下の羽毛は換羽が進んで
きれいになっているのに、
頭部の換羽は後回しになっています。
重要な部位なのに、不思議です。
15:56撮影。















永遠のライバル?ハクセキレイとセグロセキレイが、
ネイチャーセンター前の柵にとまって
にらみ合っていました。

ハクセキレイが幼鳥であるのに対して、
セグロセキレイは成鳥でにぎやかにさえずり、
ハクセキレイを圧倒しているように見えました。
15:51撮影。













ハクセキレイは時々、水面近くを飛ぶユスリカに
飛びついていました。15:53撮影。















ハクセキレイがユスリカを捕える瞬間が
偶然写っていました。16:00撮影。















閉館間際に、ネイチャーセンター横のネムノキに
謎のヨシキリ類を見つけました。
小さく見えたのでコヨシキリだと思ってよく見ると、
黒い頭側線がありませんでした。
これは珍しいヨシキリかも、と思い、
急いでカメラを持ってきて、たくさん撮影しました。

しかし、撮影した写真を見てみると、
灰色の脚や顔つき、オレンジ色の口内など、
どうみてもオオヨシキリでした。

観察時はかなり小さく見えたので、
コヨシキリと同大のヨシキリ類と思って
疑いませんでしたが、
なぜそのように感じられたのか不思議です。
思い込みは怖いですね。

珍しいヨシキリだと思って撮影した
オオヨシキリ。17:19撮影。
















このオオヨシキリに注目している最中、
クヌギの梢にコサメビタキがとまりました。
しかし、すぐに飛び去ってしまいました。
17:29撮影。



















一昨日のボランティア活動に参加していた方が、
今日来館されていました。
自らが参加したボランティア活動の成果が
鳥たちに気に入ってもらえている様子をご覧いただけて、
とても良かったです。

(きりぎりす)

2024年5月11日土曜日

コサメビタキがいました!

オレンジ色が美しいアマサギが1羽いました。この春2度目です。

常に500m先にいましたが、一時は300m先くらいまで接近しました。それでも遠かった!10:10撮影。
















今日一番のおすすめだったのはコサメビタキでした。ムシクイ類と違い、動きをとめてくれることが多くあるので、はるかに観察しやすかったです。5/2にそれらしき鳥が見つかっていましたが、はっきりと確認できたのは今季初めてです。

ネイチャーセンター横のエノキにやってきたコサメビタキ。かなり長時間、エノキとネムノキの間を行ったり来たりして過ごしていました。11:34撮影。















近頃毎日見られるソリハシシギ。この春はシギ類が全然来ないので、シギ1羽の価値がとても高く、ありがたい存在です。13:52撮影。















こちらも近頃の常連と思われるコサギ。冠羽が短く、眼先と趾に婚姻色が表れています。これからさらに色が濃くなるかな?15:32撮影。















オオソリハシシギが4/29以来、2度目の登場。16:39撮影。
















閉館後に園内を歩いてみたら、ジュニアレンジャーの森の出口付近にコサメビタキがいました。エノキに来ていた個体かな?17:42撮影。
















昨年春に設置した昆虫ホテルには、順調に虫が住み着いています。木の枝に開けた穴がところどころ土で蓋がされていますが、これはドロバチ類の巣です。そして、他にも住民がいます。どこにいるか分かりますか?17:47撮影。
















先の写真の上部を拡大。ニホンヤモリがいます。この昆虫ホテルを見るといつもいるのですが、近づくと奥に隠れてしまうので、離れたところから撮影。17:47撮影。
















ジュニアレンジャーの森に設置してある巣箱にもヤモリが住み着いています。巣箱と木の幹の間に隠れていたヤモリ。17:50撮影。
















シギの入江の外側の岸辺では、コチドリが求愛ディスプレイをしていました。左のオスが一生懸命アピールしていますが、右のメスは食べ物探しに夢中でそっぽを向いていました。17:55撮影。
















春の渡り鳥が低調な今季ですが、近頃は春らしい鳥が少しだけ日替わりで見られています。園路沿いの茂みにはさりげなく小鳥類が潜んでいるのですが、姿を見つけるのにとても苦労します。

(きりぎりす)

2023年5月6日土曜日

コサメビタキがやって来た!

今、毎日観察するのが楽しみなゴマダラチョウの蛹。昨日と比べて特に変化なし。11:32撮影。










Jr.レンジャーの森に夏鳥がやってきていないか探したら、コサメビタキが1羽いました。ようやく春らしい森の小鳥に出会えました。11:53撮影。










この時期にJr.レンジャーの森で出会う夏鳥は、観察距離が近いことが魅力です。今回も5m前後の距離で観察できました。11:55撮影。










コサメビタキが小声で囀っていたので動画を撮影してみたのですが、カメラの音声記録がOFFになっていて肝心の声が記録できていませんでした。残念!

音なしの動画がこちら。11:55撮影。


今日は一日中とても強い南風が吹いていました。大きく揺れる枝やヨシにしがみつきながら囀るオオヨシキリ。12:06撮影。










コサメビタキはお気に入りの場所を見つけたようで、発見後もずっと同じ場所にいました。お昼ごろはよく鳴いていたので居場所がすぐにわかったのですが、午後は無言で存在感が薄くなっていました。14:40撮影。










昨日3羽に増えたセイタカシギは、今日は再びメス1羽に減っていました。14:57撮影。










ヨシ原の縁に立ててある看板で囀るオオヨシキリ。看板は丈夫なのでヨシや枝のように揺れませんが、体が強風で飛ばされないように、自慢の強い脚でしっかりしがみついていました。15:02撮影。










ヨシが伸びてきて、ようやくヨシにとまって囀るオオヨシキリが見られるようになってきました。15:08撮影。




今日は池の上にイワツバメが少数飛んでいました。小さくて動きが速く変則的な軌道で飛ぶのでなかなか写真が撮れません。15:43撮影。















閉館後、メダカ池のほとりにジシギ類が現れました。タシギにしてはくちばしが短く見えたので、チュウジシギかもしれないと思い、詳しく観察してみることにしました。

問題のジシギ。目先の線が太いのですが、タシギにしてはくちばしがかなり短いと思いました。17:56撮影。















翼や尾羽が見える瞬間をじっと待ち、ついに翼の模様が見えました。次列風切先端に太く白い帯があり、タシギだと分かりました。17:58撮影。















翼下面も白っぽく、疑う余地なくタシギです。18:07撮影。















他にも2羽一緒に採食していたのですが、これらはくちばしが長く、私のイメージどおりのタシギの姿でした。左が気になった個体で、右が典型的と思われたタシギ。くちばしの長さがこんなに違って見えても、同じタシギなのですね。18:11撮影。


やっぱりジシギの識別は難しいですね!

今日確認できた鳥:
ヒドリガモ12、マガモ16、カルガモ18、ヨシガモ雄5雌1、ハシビロガモ42、オナガガモ8、コガモ54、シマアジ雌1、ホシハジロ40、キンクロハジロ687、スズガモ64、カイツブリ15、アオサギ1(中海)、ダイサギ3、コサギ婚姻色1、ヒクイナ(声)1、バン1、オオバン8、コチドリ2、タシギ3、セイタカシギ雌1、アオアシシギ1、イソシギ1、ハマシギ22、ミサゴ1、トビ1、ハシボソガラス1、ハシブトガラス1、ヒバリ2、ツバメ4、イワツバメ6、ヒヨドリ2、オオヨシキリ5、コサメビタキ1、ハクセキレイ(声)1、アオジ1、カワラヒワ1

(きりぎりす)