今日は今年3回目の秋のシギ祭りだったので、先週に続いてシギ類の標識調査2回目を実施しました。
捕獲準備中に捕獲されたタシギ・成鳥。今年の標識初記録です。
園内初標識記録です。
これまでクサシギは、普段遠くから観察していて地味な鳥、という印象でしたが、今回捕獲して手に取って観察してみると、その美しさに驚きました。
一見、暗灰褐色に見える背中には、緑褐色の金属光沢がありました。これは成鳥の特徴です。以前からGreen Sandpiperという英名の意味がいまいちよく分からなかったのですが、ようやく腑に落ちました。
成幼の識別のポイントとされる、肩羽と三列風切。緑の金属光沢の有無と、羽の縁の白斑の大きさで成鳥か幼鳥かが分かります。美しい緑色の金属光沢がうまく写真で表現できず残念!
普段あまり見る機会がない尾羽も、こんなにおしゃれです。