9:00頃、水面にいたカルガモ?を狙ったけれども空振りに終わり、びしょ濡れになったオオタカ。岸に上がって息を整えた後、岸辺の板にとまって羽を干していました。
先ほど狙われていたカモかな?
しばらく羽を干してから飛び去り、次の狩りのチャンスを待ちます。
そして10:45ごろ、ついにオオタカが獲物を捕らえました。
捕まったのは、今日飛来したばかりのセイタカシギでした。
首を伸ばしてオオタカ(写真左上)の様子を観察するダイサギたち。
オオタカが獲物を食べ終えた後にチュウヒも飛来して、ウラギクの池に集まっていたサギとシギたちは大混乱。サギたちは再びウラギクの池に集まってきましたが、シギたちは500m先のマガン半島に避難してしまいました。
今日も目の前の丸木柵に飛んできたクロハラアジサシ。
この柵を気に入ってくれたのかな?
丸木柵の横棒にもとまりました。クロハラアジサシは杭の先にとまることがほとんどですが、この秋はシギ島やカモ島の上や丸木柵の横棒など、様々なところにとまります。
今日はシマアジが1羽いました。この秋はあまりネイチャーセンターの近くにやってきてくれませんが、今日はネイチャーセンター前を泳いでくれました。オスの幼鳥でした。
今日の注目の鳥
クロハラアジサシ 5羽
アオアシシギ 1羽
ツルシギ 1羽
オオソリハシシギ 1羽
タカブシギ 1羽
セイタカシギ 1羽(間もなくオオタカに捕食される)
オオタカ 成鳥1羽(セイタカシギを捕食)
チュウヒ 1羽(今季初認)
シマアジ 1羽
アマサギ 1羽
ハジロカイツブリ 冬羽1羽(今季初認)
そして、今日は鳥類標識調査の実施日でした。明け方に調査を始めた途端に雨が強まり、間もなく調査終了となってしまいましたが、そのわずかな間で鳥がたくさん捕獲できました。もし今朝の天気が良ければ、かなりの数が捕獲できたかもしれません。
今日の調査結果:2022年6月23日
・コヨシキリ N32羽
・シマセンニュウ N18羽
以上、2種類、50羽(全て新規)
今日の調査で捕獲された、
通称「シマシマセンニュウ」性不明・幼鳥。