2025年4月10日木曜日

香川さんトリオの1羽が帰ってきた!

今朝もタカの茂みの横にヘラサギがいて、
昨日から1羽増えて2羽になっていました。
左が新規の個体です。8:34撮影。










新規の個体は、しきりにくちばしを上に振って、
もう1羽に飛ぼうと促していました。
やがて2羽とも飛び立ち、西へ去りました。

西へ向かって飛ぶ新規の個体。
とまっている姿は一見成鳥でしたが、
飛んでいる姿を見ると翼の先端が若干黒く、
来年で完全な成鳥羽になりそうです。
第4回夏羽かな?8:43撮影。










こちらは第1回夏羽。
近頃園内にいた個体と思われます。
私の真上を通過していきました。8:43撮影。


ウラギクの池の手前の岸辺に、
ダイサギとチュウサギがいました。
昨日は陽炎の彼方にしか見えなかった姿が、
ようやく鮮明に観察できました。
奥がチュウサギ、手前の3羽はダイサギです。
9:07撮影。










その後、西からダイサギの群れが飛来。
チュウサギも混じっていて、園内にいる数が
ダイサギ20羽、チュウサギ4羽になりました。

ダイサギとチュウサギの環境嗜好性がよくわかる
写真が撮れました。
水辺にいるのがダイサギ、
草地の真ん中にいるのがチュウサギです。
10:00撮影。









ウラギクの池の手前に群れていたダイサギの中に、
いつの間にかヘラサギが1羽混じっていました。
10:55撮影。








恐らく、朝に西へ飛び去った2羽のうちの1羽、
第4回夏羽と思われます。
この個体の風切の黒色部の残り方や嘴の模様を
精査した結果、
3月12日に確認した香川さんトリオのうちの1羽
でした。10:54撮影。










3月に飛来した時よりも冠羽が少し伸びていて、
さらに美しくなっていました。10:54撮影。



ネイチャーセンター目の前の浅瀬で、
首を水に浸けながら泳いでいたカイツブリ。
11:02撮影。















すると、大きなゴカイを捕らえて食べました。
カイツブリが潜水しないで獲物を捕らえたのを
見たのは、とても久しぶりでした。11:02撮影。















お昼頃までウラギクの池の手前に群れていたダイサギ。
背中の飾り羽が蓑のように広がっていて
とても美しいです。
午後はマガン半島に移動して、
遠くなってしまいました。11:26撮影。












それにしても、ヘラサギの渡りは変則的ですね。
単純に南から北へと移動するのではなく、
時々引き返すことがあるのが興味深いです。

このようなことが分かるのは、
ヘラサギのくちばしに個性があるからです。

実は、他の渡り鳥も私たちが気づかないだけで、
時々引き返しながら目的地を目指して
渡っているのかもしれませんね。

(きりぎりす)