2025年4月20日日曜日

259種類目の鳥現る!

近頃、ネイチャーセンター前がとても賑やかです。

その理由は、セイタカシギのケンカです。
よくみると、つがい同士で争っているようです。
9:18撮影。


賑やかなセイタカシギたちに加えて、
カイツブリも盛んに縄張り争いをしています。

近年は園内で繁殖できていない状況が続いていますが、
一応、縄張りは確保するのですね。
10:59撮影。










長期滞在中のダイシャクシギは今日も健在。
今日はウラギクの池を出たり入ったりしていました。
11:00撮影。















マガン半島にムナグロが2羽いました。
かなり夏羽が仕上がっている個体でした。
11:43撮影。












近頃、午前中にセイタカシギの交尾がよく見られます。

はじめに、メスがオスの近くで頭を下げて
誘います。12:28撮影。















それを見たオスは、左右交互にメスの隣に立って、
くちばしで水を跳ね上げます。

























それを何度か繰り返してから、
メスの背中に飛び乗ります。12:29撮影。

















交尾は一瞬で終わり、オスは片翼でメスを抱いて
メスとくちばしを交差させます。
















そして解散。
セイタカシギの交尾は観察していてとても面白いです。















交尾の後半の動画はこちら。10:53撮影。





保護区内の園路を巡視中に、
管理道でツグミとカシラダカが一緒に
採食していました。13:14撮影。















アオジも2羽いました。
コホオアカが見つかって以降、
地面にホオジロ類が2羽いるとドキッとします。
13:46撮影。















忘れたころに現れるヘラサギ。第1回夏羽でした。
15:22撮影。















今日一番のビッグニュースは、
米子水鳥公園で259種類目の鳥の発見でした。
臨時解説員Aさんが、ネイチャーセンター南側の
ヨシ刈り跡地でノジコを発見!
一度姿を消しましたが、約1時間後に再び現れ、
お客様と一緒に観察できました。

山陰地方ではなかなか見られない鳥です。
その場にいたお客様はとても幸運でした。
15:48Aさん撮影。















ノジコに熱い視線が注がれている中、
ネイチャーセンター周辺でハクセキレイ3羽が
追いかけっこをしていました。
どのような関係なのかな?16:09撮影。















昨日の暑さから一転、
午後から空気が冷たくなり雨が降り出しましたが、
今日も鳥の観察が面白かったです。

その一方で、
長く滞在していたオオソリハシシギ2羽と
ツルシギ夏羽1羽、ミコアイサの雄が
姿を消しました。
ついに旅立ったのかな?

(きりぎりす)